週刊『三里塚』
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団結街道

週刊『三里塚』02頁(1027号01面06)(2019/11/11)


団結街道


 寒さで目が覚める季節がやってきた。夏は外より暑く、冬は外より寒いわが家▼「自分が三里塚に来た頃には、朝起きると布団の上に雪が積もっていたこともあった」という古参同志の話を聞くと、レベルの違いに申し訳ない気にもなるが、プレハブはやはり寒い。寒さを嫌って西の方の大学を選んだほど私は寒がりだが(実際には広島大学のある西条はとても寒かった)、初氷、初雪、霜柱を見ると心が躍るのも事実だ。ほどよい四季の移り変わりを感じることで、生活に張りと心のゆとりが生まれる▼しかし今、四季が二季になるほどの危機だ。農薬などの化学物質の影響で春に鳥たちが鳴かなくなったというレイチェル・カーソンの『沈黙の春』の衝撃から早半世紀以上。今や春そのものが無くなってもおかしくないほどの気候変動が起きている。資本主義こそが環境破壊の元凶であり、その限界がきているという意識も広まりつつある。若者を中心に全世界でデモが起きている▼「空っぽの言葉で私の夢や子ども時代を盗んだ」とスウェーデンの環境活動家グレタさんは告発する。一方、「楽しく、かっこよく、セクシーにやるべきだ」と小泉環境大臣▼行動を伴わない空っぽの言葉をもてあそぶ政治家に未来を委ねることはできない。労働者が社会の主人公に、政治権力を取る以外に解決への道はない。11・3労働者集会で固めた決意を実践に移し、未来をわが手でつかみ取ろう。