2008年6月16日

サミットを粉砕し革命の勝利を切り開くカンパを

週刊『前進』06頁(2347号3面3)(2008/06/16)

サミットを粉砕し革命の勝利を切り開くカンパを

 28〜29法大決戦をもって、革命にむかって火ぶたは切られた。これに続こうではありませんか。大学の「監獄大学」化の現実と、秋葉原事件で突き出された青年労働者の「怒りと絶望」は同じものです。大学も工場も「負け組」か「勝ち組」かの競争と分断、団結破壊がまかり通り、競争に飲み込まれれば二度と抜け出せないアリ地獄のような監獄社会、奴隷社会。それが今の資本主義です。
 だからこそ、5・28〜29法大決起は偉大なのです。法大での38人の決起は、絶望的現実の中で、労働者の階級的団結による革命の光明をあざやかに指し示しました。絶望の暗黒か、革命の突き抜けた明るさか。まさに、時代は歴史的分岐点であり、階級的団結をとおして労働者階級の誇りを取り戻し、革命と解放を切り開く時が来ました。
 隣の韓国ではイミョンバク政権を打倒する100万人の大デモが爆発しています。ILWU(国際港湾倉庫労働組合)の5・1メーデーストとイラク港湾労働者の連帯ストは実に決定的な地平を切り開いています。6・29洞爺湖サミット粉砕の労働者集会と渋谷大デモは、プロレタリア世界革命に向けた決定的な突破口となる決戦です。
 サミットは、世界の支配者の頭目どもが集まり、戦争と民営化、失業と貧困と飢餓を強制する戦争会議であり、侵略と世界分割の強盗会議です。韓国の100万人デモに続いて決起し、労働者階級の怒りの炎で、絶対に粉砕しようではありませんか。資本主義なんか滅ぼそう! もううんざりだ。一秒だってガマンならない! サミット決戦の爆発をもって、世界革命の火柱を上げましょう。
 労働者はみんな同志。そして世界は革命情勢です。それを革命に転化する闘いの時代が来ました。ここで必要なのは、それを実現するためのカンパです。燃え上がった革命の炎を勝利に結びつけるための資金です。資本主義を延命させるためにはビタ一文も使わず、革命のためにのみ使いましょう! 逡巡(しゅんじゅん)を捨て、革命にむかって決断するときです。法大決戦で始まった解放闘争の道をともに進みましょう。
 乏しい生活費の中から歴史を転換させるカンパをぜひお願いします。可能な人は、一口10万単位のカンパを寄せてください。労働者が権力をとり、主人公となる社会を樹立しましょう。そのためのカンパを訴えます。