2008年7月28日

帝国主義は終わりだ 革命の資金カンパを

週刊『前進』06頁(2353号2面4)(2008/07/28)

帝国主義は終わりだ 革命の資金カンパを

 サミットはあらゆる意味で大破産しました。国際帝国主義は最末期の危機を深め、相互に矛盾と対立を露呈させ、延命をかけた侵略戦争、階級戦争にさらに激しく打って出ています。これへの私たちの回答は、階級的団結に依拠したプロレタリア世界革命だけです。労働者階級としての団結した行動のみに革命の力があります。法大決戦と6・29渋谷デモはその道を世界に示しました。ほうはいと決起する全世界の労働者階級と直接につながったのです。
 7月に入って、米住宅公社の経営破綻(はたん)が明らかになり、ブルジョアジーは震え上がっています。世界金融大恐慌が現実に始まったのです。あふれかえった資金は、燃料や食品の際限ない高騰をもたらし、「食わせろ!」「賃金を倍にしろ」と、ストライキ、暴動が続いています。労働者階級が帝国主義に引導を渡す時がいよいよ来ました。
 世界で唯一新自由主義の攻撃に勝ち抜いてきた動労千葉が、第2次国鉄決戦を青年労働者の結集としてかちとっています。動労千葉に続き、4大産別の労働者が体制内労働運動指導部に対する非和解の闘いに立ち上がり、全国の労働者が革命の炎を職場で街頭で燃え上がらせています。
 職場闘争委員会での階級的団結を求めた激しい討論と実践が、資本に対するストライキとして爆発し、法大闘争は学生の階級的団結の力で国家暴力をうち破りました。逮捕に対して団結の拡大を対置して闘う学生に対して権力はなすすべがありません。階級の革命的指導部が続々と登場しています。
 ここに革命の現実性があります。革共同は一人残らず団結を求める存在となります。労働者階級の勝利こそ党の唯一の喜びです。革共同は職場闘争に密着し、現場の同志と苦楽をともにし、いいビラをつくり、全国のあらゆる産別、工場、職場、地区に革命の拠点をつくり出していきます。
 革命勝利のために闘争資金が圧倒的に必要です。今こそ革命に一切をかけて下さい。党の財政闘争は、労働者階級にとってもきわめて重要な課題です。階級自身が革命のために必要な財政をつくり出す闘いです。階級的団結を求める闘いは、すみ分けや体制内的あり方を拒否します。財政闘争においても例外のない決起をお願いします。夏期一時金闘争に職場・大学・街頭で激しく立ち上がろう。
 私たちの生きる道はここにあります。帝国主義を打倒し、共産主義社会へ前進するために必要な財政です。出せる人は10万円単位の思い切った一時金カンパを寄せてください。