2008年9月 1日

婦人民主クラブ全国協議会第25回全国総会 特別決議

週刊『前進』08頁(2357号7面2)(2008/09/01)

婦人民主クラブ全国協議会第25回全国総会
 特別決議

 婦民全国協の原点をねじ曲げる組織破壊策動とたたかい、闘う婦民全国協旗を全国津々浦々にうちたてよう
 総会を目前にして松野尾かおる・杉村尚子元運営委員らは、ついに脱会届を提出してきました。婦民全国協の原点をねじまげ、飛躍を押しとどめようとする反動、組織破壊は結局破綻したのです。
 この半年、私たちは婦民全国協の綱領・路線と運動をめぐって激しく闘い時代にみあう飛躍をかちとろうとしてきました。そして分岐がうまれ、彼女らは脱落したのです。
 世界が革命情勢を迎え、いよいよ動労千葉をはじめとした階級的労働運動が前進しはじめ、青年労働者や学生たちの熱い息吹が階級闘争をぬりかえるような状況に入ってきました。婦民全国協の原点である「女性の解放は労働者階級の解放の中にある」の展望を我が手につかめるところまできたときに彼女たちは逃げ出していったのです。
 両名は、全体に責任をとる立場にありながら、運営委員会で提起され、真剣に討議した時代認識・たたかいの路線、方針・実践課題について、運営委員会では一言も自らの意見は言うことなく沈黙を押し通しながら、関西に帰ると事実を真反対にねじ曲げて「反対」を組織していました。それこそ関西ブロックの私物化です。11月日・韓・米国際連帯労働者集会に対して「11月集会のデモは不可解、逮捕されたらどうするのよ」「動労千葉だけ持ち上げすぎよ」と悪罵を投げかけ、「世界は激動でも日本は違う」「労働者は差別・排外主義にまみれていて糾弾をうけなければダメだ」「革命なんて言えばみな引くだけだ」などと言いまわっていたのです。また、青年学生の「生きさせろ、革命がやりたい」の心からの決起を「空叫び」となじり、「労働者階級の解放で、簡単には女性解放にはならない」と決起を抑える側にまわりました。そして「あんな新聞は配れない」と婦民全国協の新聞『婦人民主クラブ』の大幅減紙を組織したのです。批判されると「大衆団体だからいろんな意見があってもいいはずだ」と居直るなど、婦民の中にいることで、婦民を破壊し続けていたのです。断じて許すことはできません。
 私たちは、婦民を屈服の道に引きずり込むこれらの反動策動をみごとに打ち破りました。しかし、闘いはこれからが本番です。すでに、関西ブロックは、新たに山本美知子さん(神戸支部)が代表となって仲間の結集が始まっています。新聞読者・会員を拡大し、全国に支部を創りましょう。全国津々浦々に闘う婦民の旗を翻して前進しましょう。
 以上、決議します。
2008年8月24日
婦人民主クラブ全国協議会第25回全国総会・参加者一同