2008年9月22日

資本-経営と非和解 「生きさせろ」の闘いを 革共同医療福祉労働者委員会

週刊『前進』06頁(2360号2面1)(2008/09/22)

11・2日比谷1万人結集へ
 資本-経営と非和解で対決し「生きさせろ」の怒りの闘いを
 革共同医療福祉労働者委員会

 没落する資本主義の最弱・最悪・最末期の姿が新自由主義だ。民営化・社会保障解体攻撃は、労働者の「生きさせろ」の怒りを激しく生む。新自由主義は「労働者の団結を解体する」ことでしか生きられない資本家にとって“致命的延命策”なのだ。この敵の最終盤に、われわれは敵よりも1日長く「労働者の団結にかけきる」道を貫き、1047名解雇撤回・民営化絶対反対を貫く11・2労働者集会1万人結集を敵にたたきつける!

 第1章 医療福祉労働者は6大産別の先頭に

 医療福祉労働者の賃金奴隷としての怒りを抑圧することでしか民営化・社会保障解体などできない。見抜け! その抑圧思想の背後で、やっと息つくことができるガタガタの福田や舛添、御手洗を。いや、労働者階級の激しい怒りと、「4者・4団体=団結解体路線」に屈服しない労働者の存在を前にして、息つくこともできず、福田体制は死んだ!
 この決定的チャンスの今、労働者が「生きさせろ!」のゼネストを実現しようと全国各地で必死に組織化の闘いを展開している。これは世界の労働者と一ミリも違わない闘いだ。「民営化」を理由に労働者・労働組合が資本の論理をわずかでものんだ時、民営化は貫徹される。逆に民営化を理由にした一切の攻撃を許さない闘いで団結しぬいたとき「民営化」は破産する。そうした全労働者の「生きさせろ!」の闘いの最先頭で、団結にかけきる強さと希望の光を照らし続けてきたのが、1047名解雇撤回・民営化絶対反対の闘いではないか! にもかかわらず新自由主義の民営化攻撃に屈服する「10・24集会」の「解雇撤回投げ捨て」「闘う労働者切り捨て」路線は全労働者に対する裏切りそのものだ。
 どんな困難や圧力に対しても仲間を裏切らない誇りと、団結にかけきる解放感と強さだけに依拠して闘ってきた労働者に向かって「敵は強く、労働者には力などない。お願いして政治で解決してもらおう」と言っているのだ。この裏切りで「民営化推進」「民主党流し込み」勢力となり、新自由主義のお先棒を担ごうとしている。絶対に許せない! 4者・4団体路線の10・24を粉砕し、11・2日比谷で「敵よりも1日長く、団結にかけきろう!」と叫ぼう。

 第1節 患者がストを応援支持する

 医療福祉労働者の階級闘争における決定的位置は大きい! チェコのゼネストで作った団結を想像して欲しい。新自由主義と対決する階級的労働運動路線で医療福祉労働者が闘ったとき、どれだけの労働者の怒りと闘いを牽引(けんいん)することができるか! 先日ストライキをぶち抜いた病院の労組書記長は言った。「ストライキは患者に迷惑がかかるなんて言うけどウソだ。われわれがストライキに立つや、先頭で応援支持するのは患者や患者家族だった」と。
 「命を守る医療福祉労働者が『敵は資本だ、実力闘争だ、ストライキだ』などと言って患者を見殺しにするようなことが許されると思っているのか」——こんな医療労働者を資本に縛り付ける鎖を、団結して引きちぎり、一律大幅賃上げ・大幅増員・非正規雇用撤廃の実力闘争にうって出よう! 医療福祉労働者こそが先頭に立って「生きさせろ!」の怒りを闘いとして組織しよう。
 それは日本共産党・医労連のように労使一体で国に請願署名を組織することではない。「経営危機」を理由にした低額回答など一切受けない。「国の社会保障解体攻撃」を理由にして、経営当局に対する賃上げ・増員・非正規雇用撤廃の闘いを抑止しないことだ。
 「敵は経営当局じゃない」「悪いのは国の医療・福祉破壊攻撃であって、経営当局はむしろ被害者」「経営当局は社会保障解体攻撃に対して共に闘う仲間」というごまかしを徹底的に暴き、粉砕しよう! 医療福祉労働者の賃金奴隷としての根源的な怒り=労働者としての魂を抑圧する体制内を、公然とした激突で打倒しよう! 逆に、職場で「民営化・社会保障解体」に向けた一切の攻撃を許さない闘いで団結しぬいたその時に「民営化・社会保障解体」は破産するのだ。
 この闘いを貫くには激しい圧力をはねのけなければならない。体制内はこの闘いから逃亡するために「医療福祉労働者は特別」「うちの経営に関しては例外」と闘う労働者に襲いかかる。ふざけるのもいい加減にしろ!
 この言い訳に巻かれた時に「民営化・社会保障解体」は貫徹する。われわれは職場で経営当局と徹底非和解で闘い、団結を資本の枠を越えて拡大し、民営化・社会保障制度解体攻撃に走る国家・資本家階級と全面的に激突する階級闘争をやろう。世界大恐慌・世界戦争前夜情勢下、われわれ医療福祉労働者が先頭に立ち、階級の結集軸を登場させよう。それが11月集会1万人結集だ。

 第2章 職場支配権かけて実力闘争組織する

 まずは自分が先頭に立って、敵をはっきりさせ怒ろう。ハウツーなんてない。あえて意識するなら、仲間を獲得するためにみんなの前で本気になって経営当局とケンカしよう。戦術はいくらでもある。華やかな闘争だけが闘いではない。一見小さく見える職場闘争、例えば「残業しているのにタイムカードを定時で押すのやめようよ」と言い出してみるとか……。
 こちらがモノを取ることを目的化せずに、その闘いで団結を作る、職場の労働者の階級性を引き出すことを何よりも大事にすれば、次への一歩に必ずつながる。職場は実力闘争のきっかけの宝庫だ。
 自分が職場での生き難さを自覚したときに、我慢して受け入れなくていい。受け入れないための一歩を踏み出そうとした時、もしあなたが躊躇(ちゅうちょ)するならば、それは間違いなく職場支配権の問題に触れようとしているのだ。それはけっして小さくない。職場を牛耳っているのは、資本なのか、資本のための体制内労組なのか、われわれ労働者なのかが浮き彫りになる闘いとなる。
 「全員正規雇用にするのかしないのか、選択は二つに一つだ。話し合い? 何を話し合う必要がある。納得のいく差別・分断の理由があるのか。そんな理由絶対に許さない」——こうした徹底非和解の闘いだ。
 すべてのものは労働者の労働によって生み出されたにもかかわらず、その一部を労働者に賃金として与えるという形をとって、主人公は経営当局だと、労働者を全面的に支配するのが、資本家の賃金奴隷の縛り方だ。賃金奴隷であると気がついた労働者に、自分が奴隷でいるための和解などない!

 第3章 国家暴力うち破る力は仲間との団結

 非和解路線を貫かせないために、資本は労働者に「一面的な要求実現」で非和解性を解消したり、闘いだした労働者への弾圧で「つぶす—つぶされない」の関係に持ち込み均衡関係をとらせようとする。この均衡を破壊してさらなる弾圧をやつらがせざるを得ない闘いに踏み込もう。
 職場の具体的闘争(賃上げ・増員・非正規雇用撤廃闘争)で、資本と非和解路線で激突し、組織化に打って出よう。ここをめぐって体制内との激しい党派闘争を闘おう。これが職場における10・24の「解雇撤回投げ捨て」「闘う労働者切り捨て」なのか、11・2の「解雇撤回を貫き、労働者の団結にかけきる」のかという路線をめぐる党派闘争そのものだ。10・24 11・2はそれぞれの職場にある。

 第1節 均衡をとらず攻撃しぬこう

 資本家や国家権力は、「過激派」「暴力集団」という。どんな支配にも折り合いをつけず、どんな弾圧にも屈せず、けっして妥協しないで原則を貫き団結を崩さない労働者の階級性の発露にやつらは恐怖している。労働者が資本主義社会の支配と均衡をとらずに実力でその支配をうち破る団結を資本家は「暴力」と言っているのだ。
 資本主義国家の暴力は、資本家のための法律、警察権力、監獄、軍隊、処分、解雇……本当に暴力そのものだ。不正義そのものとしてしか登場できない。
 しかし、これは法大闘争・サミット粉砕闘争・「4者・4団体路線」に屈服せず団結にかけきる労働者の登場によって、労働者がやつらの暴力に恐怖して萎縮(いしゅく)し、支配体制と均衡をとっている限りにおける幻想であることがハッキリした。
 逆に、やつらの暴力に対して労働者が一歩も引かずに立ち向かい、ついにはそのただ中で新しい仲間が立ち上がり、その仲間との団結にかけきって「弾圧ありがとよ!」とやつらに攻撃的に言い放ったとき、国家の暴力支配は完全に粉砕されるのだ。そして弾圧、抑圧を打ち破る世界の労働者の闘いと直ちにつながるのが、仲間と共に弾圧のただ中に立とうということだ。
 敵は新自由主義。余裕がない。搾り取るしかない。展望もない。自分たちのやっている攻撃で、労働者を団結するしかない状態に追い込んでいる。
 そして支配機構(体制内労組)は産業報国会に転落しようとしている。労働者に絶望を組織する産業報国会の犯罪性は、私たちの原則的な闘いの前でのみ暴かれる。
 社会を実際に動かしているのは資本家じゃない。労働者階級だ。だから経営なんてつぶれていい! 労働者階級が、団結して社会のすべてを奪い返す時代だ!

 第4章 11月集会派こそが世界の第1党派だ

 韓国のろうそくデモを牽引している韓国民主労総ソウル本部も、アメリカの港をイラクの労働者との国際連帯で封鎖する闘いをランク&ファイルで組織したILWU(国際港湾倉庫労働組合)ローカル10も、全世界の「民営化」攻撃と闘う労働者が「路線を曲げない労働組合がある!」と希望を見る闘いを貫く動労千葉も、すべて私たちが肩を組み、ともに「インターナショナル」を歌った仲間だ。世界共通に襲いかかる新自由主義と、同じ路線で、互いに方針に口を挟み合える団結をつくり国際連帯で闘っている。
 われわれは世界の第一党派だ! チェコの100万人のゼネストを牽引した医療労働者と1年後には肩組んでいる! そういう路線の第一党派なのだ。
 戦争か革命か——いまや徹底的に労働者の主体の問題だ。資本家と、国家権力と非和解に非妥協に闘う団結こそが、戦争ではなく革命を組織する実体なのだ。組織化、組織化、組織化! 戦争情勢を世界革命情勢に転化するこの路線で、組織化に打って出よう。

 第1節 地区党変革の推進軸・職闘委

 そして、このただ中でこそ、革命ができる党=不抜の地区党を建設し、11月1万人を実現しよう! 地区の労働者の力で現場の非和解的闘争に責任を取る職場闘争委員会は、まさにプロレタリア革命の今日的実践だ。それは単なる大衆運動推進団体でも、「上から強制されて」つくるものでもない。闘争を求める労働者が必要に迫られて生み出し、自主的に結集し、革命に向かって資本・体制内との激突を追い求め、階級闘争を前進させる意識的闘争機関なのだ。
 だからそこでは徹底して曖昧(あいまい)さのない路線論議こそが問われる。日々の実際の攻撃に対して原則を譲らず格闘する中で、路線は生み出され深化する。そしてその貫徹のために実践的に議論し、方針形成にいたるまで責任を取るのが職場闘争委員会だ。
 この中で同志を信頼し、その存在を低めず決定的に位置づけて闘う階級的共同性が生み出されるのだ。「同じ質の闘いで応えていない」「自分はできていない」と一面的に強調する個人主義・能力主義・血債主義的な傾向をのりこえ、党派性、路線性をたえず鮮明にうちたて、真に革命的で階級的な共同性と団結を生み出して闘おう!
 そして職場闘争委員会自身が生き生きとした生命力を持った時、「革命を実現したい。できる!」という熱望が生まれ、マル青労同建設、産別委員会、さらに地区党の変革を決定的に推進するのだ。
 分岐・激突! 大流動情勢を、わが医療福祉労働者委員会は攻勢的に闘う! 党派闘争を促進しまき起こす職場闘争委員会を真にプロレタリア革命をたぐり寄せるものとして白熱的に推進し、待ったなしの地区党の変革を実践的にやりぬこう!
 青年労働者の怒りを先頭に、「経営を守れ」運動に純化する日共・医労連をはじめとした体制内を打倒し、全国で分岐をつくろう! われわれが600万医療福祉労働運動の主流になる! この力で、11・2労働者集会1万人結集をかちとろう!