2009年1月26日

迎賓館・横田爆取デッチあげ弾圧裁判 無罪確定へ2・14集会

週刊『前進』06頁(2376号6面2)(2009/01/26)

迎賓館・横田爆取デッチあげ弾圧裁判
 4同志の無罪確定へ2・14集会

 昨年6月から始まった須賀武敏・十亀弘史・板垣宏3同志の差し戻し審は、12月18日の第11回公判において、きわめて緊迫した事態を迎えました。検察官は、突如として差し戻し審で請求していた証拠・証人をほとんどすべて撤回し、あと1人で検察官立証を終了させるという、大攻撃を仕掛けてきました。検察官立証の不可能性に追いつめられて逆に開き直り、大幅に立証を省略、手抜き立証によって「迅速」裁判=早期結審策動に出てきたのです。
 一方、福嶋昌男同志の上告審では5月11日の上告趣意書の提出期限が迫り、不当な控訴審判決の破棄に向けての闘いが進められています。
 20年を超えて、国家権力の爆取デッチあげ弾圧・革共同絶滅攻撃と真っ向から対決してきたこの二つの裁判になんとしても勝利しなければなりません。とりわけ、15年半もの実質審理を経て無罪判決をかちとった3同志の裁判を、控訴審において1回も審理せず東京高裁・中川武隆が「破棄・差し戻し」した暴挙を絶対に許さず、粉砕しなければなりません。
 二つの裁判での必勝を期して「迎賓館・横田裁判の完全無罪をかちとる会」は、2月14日、「『簡易・迅速』裁判粉砕し、4人の無罪確定へ2・14集会」を主催し、多くの方々の参加を呼びかけています。
 世界金融大恐慌下、労働者の大量首切りの嵐が吹き荒れる中、労働者の革命的決起に恐怖した帝国主義国家権力による裁判員制度、「簡易・迅速・厳罰」化、共謀罪攻撃など、戦時司法への転換攻撃が激化しています。検察官立証の破綻を開き直ったムード的立証には証拠が存在しないという決定的弱点があります。
 私たちは「生きさせろ!」ゼネストの闘いと一体となって、デッチあげ弾圧を粉砕し、3同志の差し戻し審での再度の無罪判決と、福嶋同志の上告審での控訴審判決破棄・無罪判決をかちとります。ぜひ、2・14集会に結集してください。
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【集会要項】
★日時/2月14日(土)午後1時30分★場所/豊島区民センター(コア・いけぶくろ)5階音楽室