2009年2月 9日

全国21ヵ所の不当捜索を弾劾

週刊『前進』06頁(2378号1面2)(2009/02/09)

前進社など全国21ヵ所の不当捜索を徹底弾劾する
 革共同の進撃に恐怖の反動

 警視庁公安部と埼玉県警は1月30日、東京、神奈川、京都、広島、福岡の前進社など全国18カ所を不当捜索した。その後も都政を革新する会(杉並)や全国労組交流センター(浅草)、三里塚などが捜索された。5日までに捜索個所は東北、関東、東海、北陸、九州など全国21カ所に及ぶ。
 捜索に先立ち、「電磁的公正証書原本不実記録・同供用」なる容疑で3人が不当逮捕された。これを口実に日帝・警察庁が指揮して、全国一斉捜索を強行したのだ。
 東京の前進社本社には午前6時、150人を超える私服刑事、機動隊が押し掛け、4時間にわたって捜索を強行した。だが全国どこでも大反撃し勝利した。
 容疑は完全なデッチあげだ。ただただ革共同の闘いの前進に恐怖し、闘いを妨害するための政治弾圧である。さらに革共同が非合法・非公然体制を堅持し、勝利していることへの大反動だ。
 さいたま地裁も、断じて許せない。警察のデッチあげに加担し全国21カ所もの捜索令状を乱発した。徹底弾劾する。
 今回の逮捕と捜索は、革共同と労働者・学生の闘いの大前進に日帝権力がどれほど打撃を受けているかをはっきりと示している。革共同が進める階級的労働運動と「生きさせろ!」ゼネストの路線が、現在の大恐慌—階級的大激動の情勢とかみあい、労働者階級の決起の巨大な水路となっている。また法大闘争が全国の学生運動に火をつける勢いで前進している。日帝支配階級は、こうした闘いが革命に発展することを死ぬほど恐れ、革共同と労働者・学生への弾圧を強めているのだ。
 それゆえ、今回の不当弾圧に対するわれわれの回答は鮮明だ。階級的労働運動路線を真一文字に突き進み、プロレタリア革命の勝利めざして闘うことだ。逮捕された3人を直ちに奪還しよう。動労千葉が呼びかける2・16春闘・国鉄集会に大結集しよう。