2009年6月 8日

法大「暴処法」弾圧粉砕へ革共同に夏期大カンパを

週刊『前進』06頁(2394号3面3)(2009/06/08)

法大「暴処法」弾圧粉砕へ革共同に夏期大カンパを

  すべての同志、『前進』読者のみなさん。
ついにプロレタリア革命が現実の問題になる時代が到来しました。革共同は、この時のために幾多の試練を乗り越え、党内闘争で自らを純化し、団結を打ち固めてきました。今こそ革命勝利に向けた渾身(こんしん)の夏期一時金カンパの集中をお願いします。
 暴力行為等処罰法をもってする法大学生運動弾圧を断じて許してはなりません。4・24法大解放1500人の決起は、3万法大生のみならず2000万青年労働者、6000万労働者階級の怒りに火をつけ、革命に向かって燃え広がる発火点となっています。06年以来延べ107人逮捕、24人起訴という大弾圧は、ここに革命のヒドラを見た日帝権力の恐怖の現れです。
 この間のいかなる弾圧に対しても、闘う学生は誰一人として団結を崩すことなく弾圧を跳ね返してきました。それどころか、指導部を奪われようとも、すぐさま新たな指導部が生み出され、不死鳥のように革命を拡大していく学生運動の生命力に、国家権力は心底恐怖しているのです。
 暴処法弾圧こそ新自由主義の延命をかけた帝国主義の断末魔のあがきであり、この大弾圧をうち破る中にプロレタリア世界革命の道があります。
 帝国主義はその最後の延命形態である新自由主義を極限的に追求し、大恐慌として大崩壊を開始しました。世界最大の製造業であるGMの破綻は本当の破局はこれからであることを物語っています。しかし、帝国主義は延命のためには労働者にどんな犠牲をも強制して生き延びようとします。帝国主義に断を下すのは労働者階級自身です。
 革共同は『前進』春季特別号で、国鉄決戦を軸に4大産別決戦の前進で〈戦争・改憲と民営化・労組破壊〉と対決し、世界大恐慌を革命に転化する新たな革命戦略を打ち出し、進撃を開始しました。動労千葉春闘ストを軸に全国で打ち抜かれたストライキの嵐は、ゼネストの可能性を実践をもって示しました。
 日共スターリン主義はオバマのプラハ演説を「核廃絶」と賛美し、国鉄1047名闘争から解雇撤回を投げ捨て、裁判員制度を推進する最悪の反革命に転落しています。この日共スターリン主義を始め、労働者の怒りの決起を抑えつける体制内勢力と徹底的に対決して、労働者階級の荒々しい底力を今こそ爆発させるときです。
 革命勝利! この一点にかけて、みなさんの渾身のカンパを寄せてください。