2009年6月15日

法大闘争から世界革命へ 革共同に大カンパを

週刊『前進』06頁(2395号2面4)(2009/06/15)

法大闘争から世界革命へ闘う革共同に大カンパを

 革共同の同志のみなさん、すべての労働者のみなさん! 革共同は、夏期一時金カンパを熱烈に訴えます。世界革命勝利に向けた闘争資金を圧倒的に寄せて下さい。
 法大学生運動にかけられた暴力行為等処罰法弾圧を根幹でうち砕く大勝利をかちとりました。06年3・14弾圧以来、110人が不当逮捕され、30人が不当起訴されながら、全員が完全黙秘・非転向を貫いて勝利しています。
 暴処法弾圧粉砕の闘いは、法大闘争を一挙に世界の労働者に知らせるものとなりました。法大闘争への共感が全世界に拡大し、今や世界の階級闘争の中心課題に押し上げられ、国際連帯闘争の基軸的闘争に押し上げられようとしています。
 今回の大勝利は、不当逮捕された学生全員の完全黙秘・非転向の闘いを先頭にして、弁護士、救援対策を闘った仲間、全国学生、さらには170人の弁護士による暴処法弾圧弾劾声明、1500筆を超えて爆発的に集まった「緊急全国声明」など、すべての労働者階級の団結によって闘い取った勝利です。
 しかし、暴処法弾圧との闘いはこれからが勝負です。国家権力は、全学連の織田委員長や文化連盟の恩田副委員長など、5人の学生を不当にも起訴しました。また4・24法大闘争への報復弾圧で全学連の冨山書記長を不当起訴し、文化連盟の斎藤委員長など法大生3人を再逮捕したのです。断じて許すことができません。
 労働者と学生の団結した闘いを爆発させ、一刻も早く、獄中で不屈に闘う学生の即時奪還をかちとろう。不当な接見禁止や長期勾留を絶対に許さず、ただちに早期保釈の闘いに突入しましょう。暴処法弾圧を完全粉砕するために大弁護団を結成し、全世界を揺るがす大裁判闘争に突入しましょう。
 獄中同志の早期奪還と大裁判闘争の勝利のために圧倒的な闘争資金が必要です。労働者階級の闘いで集めきって、労働者階級の団結した力を国家権力にたたきつけてやろうではありませんか。不当逮捕された12人の学生に1人1万円ずつ合計12万円もの救援カンパを寄せてくれた労働者がいます。不屈に闘う学生の存在は、戦争・改憲と民営化・労組破壊と闘う労働者に勝利の展望を示しています。
 法大闘争の不屈の前進は、動労千葉を先頭に闘いとってきた日米韓国際連帯をさらに発展させ、プロレタリア世界革命の現実性を一挙に押し開きます。動労千葉の闘いと法大闘争が世界の階級闘争の最先端として登場し、マルクス主義を貫いた闘いとして全世界の労働者を獲得しつつあります。
 世界革命に勝利する時がきました。労働者が全世界を獲得する時がきました。だからこそ、世界革命に勝利する労働者の党をすべての労働者の闘いでつくりだそうではありませんか。革共同を、世界革命に勝利する党として、ともに建設しようではありませんか。
 革共同は、世界革命に勝利する労働者党として自己を打ち立てるために、飛躍に次ぐ飛躍、自己変革に次ぐ自己変革をなしとげる決意です。日本共産党スターリン主義との党派闘争に勝利し、国鉄・全逓・教労・自治体の4大産別を先頭にして動労千葉のような闘う労働組合を甦らせる闘いの先頭に立つ決意です。法大闘争勝利、国際連帯闘争の大発展、革共同を労働者党として建設するために、渾身(こんしん)の夏期一時金カンパをお願いします。