2009年7月20日

団結ひろば 投稿コーナー

週刊『前進』06頁(2400号6面1)(2009/07/20)

団結ひろば 投稿コーナー

 東北石けん佐藤工場に対する戦闘宣言 東北石けん労働組合

 俺たちの首を切った佐藤吉範、畑文雄! 俺たちは日々前進している!
 ついに、東北石けん佐藤工場・佐藤吉範社長につづき、俺たちの首を切った張本人、新工場・畑惣商店代表取締役、畑文雄の首をガッチリつかんでやった。
 労働委員会に畑文雄を引きずり出した。労働委員会の場で、お前の犯した犯罪の数々を余すところなく暴き出し、徹底的に首をひねり上げてやる! 逃げてーだろうが、お前にはもはや挽回(ばんかい)の余地はない! お前にもう明日はない! 共産主義革命の前に恐れおののけ!
 ひとつだけお前が楽になる方法がある。教えてやる。それはわが労組に心を込めて謝罪し、解雇を撤回することだ。
 工場で働く皆さん!
 私たちは、この世界の全労働者の敵である資本家を倒すため、革命的に団結した労働者です。資本と労働者は非和解です。それぞれの労働者がそれぞれの職場で闘わなければ未来はない!
 今生きている社会が当たり前の平和な社会だというなら、それはブルジョア的イデオロギーです。そもそも、われわれは生まれたときからずっとブルジョア的イデオロギーで育てられてきたのです。
 しかし! 労働者階級であるわれわれがこの歴史に登場した以上、資本家階級を、資本家である会社のボスを倒し、この歴史を終わらせなければなりません。
 資本家はわれわれ労働者を徹底的に搾取して生きています。だからやつらには金がある。
 徹底的に搾取される俺たちは、働いているのは労働者だけなのに生活さえ困難でなりません。働く労働者が生活できない。働かない資本家ががっぽり金を握っている。結局、俺たちが働かなければ、資本家は生きていけないんです。こんなおかしい社会は、早く終わらせなければダメです。このことを是非わかって欲しい!
 私たちは労働者階級なんです。会社に頭を下げている以上は、一生奴隷として何の未来もなく、会社に屈服して生きていくしかありません。家族や大切な人も、きっと一生浮かばれないでしょう。資本家を打ち倒すための労働者としての誇りを持たない限り、一生後ろめたい人生を送ることになるでしょう。こんな屈辱的な状態は、絶対に終わらせなければダメなんです。
 皆さん! 会社とは絶対非和解で闘わなければならないことを労働者一人ひとりが理解し、団結してともに資本家なんか倒して私たち労働者が主人公である社会をともにつくり上げていきたいと思います。
 最後に、この地球上の何十億の労働者階級を代表して、佐藤吉範、畑文雄にひとこと言いたい。
 ブルジョアジー諸君!
 我々は、君たちを世界中で革命戦争の場にたたき込んで一掃するために、ここに公然と宣戦布告するものである。覚悟しておけ!

 8・6田母神講演を民衆の力でとめよう M・T

 『前進』を読んでいます。闘う労働者を守る、新聞を貫く熱い気持ちが伝わる内容です。杉並の労働者たちが、つくる会の教科書と、田母神の講演会に反対する集会を開いたという記事。大変にうれしかったです。
 団結。いい言葉です。
 つくる会の教科書、分裂した2社が、同じようなものを出版。東京都と杉並区が積極的に採用。資料、同封しましたので参考に書いてください。
 田母神は、8・6ヒロシマに広島市長の抗議を無視して講演会を強行する、とのこと。
 8・6ヒロシマ大行動への呼びかけ文の中に「絶対に許すことはできません」と書いてありましたが、あたり前です。
 田母神は文章を書く才能などないはずなのですが、なぜか、本を出版。誰かが名前を使って書いているのでしょう。戦争でひともうけしたい大手企業が多いということなのでしょうか?
 労働者と学生のデモ、民衆の力でとめなくてはいけません。
 私は、8・6ヒロシマ大行動、参加できませんが、賛同とカンパで去年同様、協力いたします。
 どうしようもない大組合。労働者を守る、真の組合活動を支援するいい記事を書き続けてください。期待しています。

 星野闘争を階級闘争の大地にぶっ立てる 東京・三多摩 中原一朗

 今回の「星野文昭さんを救おう!全国再審連絡会議」の総会は、今までの星野闘争であいまいにさせられていたものを一掃する画期的な集会だった。「あいまいにさせられていたもの」とは、星野闘争を階級的に闘うということだった。
 今日の星野闘争を規定しているのは、一つには、昨年7月の最高裁による再審棄却決定である。「服の色が違っていた(K証言が誤っていた)ことは認める。しかし星野は実行犯だ」というのが決定の内容であり、星野同志を絶対に出さないという国家意思そのものだ。革命運動を闘う者への階級攻撃であり、私たちの側から言えば、星野闘争を階級闘争の一環として闘わなければ星野さんを奪還することはできないということだ。
 もう一つは、法大闘争を先頭とした学生・青年労働者の闘いだ。星野同志自身が「励まされ、獲得された」と言っている。「星野さんのように闘おう」という青年の闘いが、逆に星野闘争にあったあいまいなものを吹っ飛ばし、星野闘争を階級闘争の大地にぶっ立てることになった。
 塩川一派や知花昌一氏の言動は、星野闘争を限りなく侮辱するものだ。昨年の全国総会のパンフを配布しなかった塩川一派もふざけているが、知花氏の言う「仮釈放路線」も許せない。「仮釈放」とは、権力に一筆書いて出してもらおうというものだ。71年沖縄闘争とは、星野さんの34年間の闘いとは、そういうものだったのか。知花氏は沖縄闘争を裏切っているのだ。第一、道州制に賛成して、公務員労働者の首切りに同意している一方で星野闘争を闘えるはずがない。(在本土沖縄出身の派遣労働者がどれほど首を切られたのかわかっているのだろうか)
 目の前にいる労働者の革命性を信ずることのできない人間が、星野同志の闘いに向き合うことなんて、とうていできない話なのだ。私自身、目の前の労働者にもっと革命と星野奪還を訴えていこうと思う。