2009年10月15日

11・1労働者集会−日比谷野音へ職場生産点から根こそぎ決起を 10・11三里塚に大結集しよう

週刊『前進』08頁(2410号1面3)(2009/10/15)

11・1労働者集会−日比谷野音へ職場生産点から根こそぎ決起を
 10・11三里塚に大結集しよう

 動労千葉のストに続こう

 9月27〜28日に第38回定期大会を開催した動労千葉は、9月30日には、運転士登用差別事件裁判において、当該の動労千葉組合員を「1998年1月1日付けで運転士に発令したものとして取り扱わねばならない」とJR東日本に命ずる、東京高裁での逆転勝利判決をかちとった。これは階級的団結と絶対反対で闘えば勝利できることを示した決定的で感動的な地平である。
 そして動労千葉は10月1日、意気高く幕張車両センターでのストライキに決起した。労働組合を破壊するために電車の検修業務のベテラン組合役員(幕張支部の副支部長と書記長)を不当配転する攻撃は、絶対に許せない。正義は動労千葉にある! 労働者の誇りをかけ、資本への怒りに燃えてストに立ち上がった動労千葉組合員の姿に、ものすごい支持と共感が寄せられている。
 この動労千葉のストは、7、8、9月の3波にわたる動労水戸のストライキとともに、極悪のJR資本を激しく揺さぶっている。動労水戸も、運転士登用差別事件で最高裁で勝利判決をかちとった。しかしJR東日本は、通勤できないような遠距離配転を策動し、「運転士にするため」と称して、人里離れた隔離施設での研修を強制しているのだ。
 これは両組合が青年労働者を獲得し、組織拡大することを阻むために、鉄道輸送の安全など無視して熟練労働者を配転する攻撃だ。労働者の団結を破壊するためならどんな理不尽なこともするJR資本に負けてたまるか! 動労千葉と動労水戸のスト決起が激しく情勢に切り込み、11・1への総決起を牽引している。この闘いに全職場で続こう。
 新幹線の仙台駅では駅構内の架線張り替え作業で労働者が殺された。国交省・会社ぐるみでJR西日本が尼崎事故の事故調査報告を改ざんし、会社の責任を隠して、運転士にすべてなすりつけようとした事実も明らかになった。このことに対する労働者人民の怒りが噴出している。団結して闘わなければ労働者は殺され、国鉄分割・民営化のように首を切られ、運転保安も破壊されるのだ。
 今や11月労働者集会1万人決起へ、猛然と反転攻勢に打って出るときが来た。
 9月29日の警視庁公安部と栃木県警による「電磁的公正証書原本不実記録・同供用」なる口実をもってするA同志とB氏への不当逮捕は、11月大結集運動とそれが2千万青年労働者、6千万全労働者と結合することへの、日帝権力の恐怖の反革命だ(8面参照)。追い詰められた権力の絶望的弾圧を階級の怒りで粉砕しよう。
 国鉄1047名解雇撤回を職場生産点で圧倒的に訴え、11月1万人決起の力で「大恐慌と自民党支配の崩壊を革命へ」の闘いの勝利を開こう!

 三里塚こそ日帝打倒の砦

 11月1万人決起に向かって、10・11三里塚現地闘争に全国から総結集しよう。労農学総決起により「市東さんの農地死守!」と「鳩山政権=民主党・連合政権打倒!」を宣言する10・11三里塚闘争への大結集と大爆発こそが、11月の勝利をも決定づけるのだ。
 日帝の農地強奪、暴力的な軍事空港建設攻撃との不屈の実力闘争を、43年間も貫いてきた三里塚闘争が、今や鮮烈な光を放っている。「国際空港」の体もなさない欠陥だらけの成田空港の無様な姿を見よ! あれが日本帝国主義の姿そのものだ。三里塚は、動労千葉と反対同盟との労農同盟・労農連帯の力で自民党に勝った。自民党支配と最も激しく長期の血みどろの闘いを続けてきた三里塚こそ、「大恐慌と自民党支配の崩壊を革命へ」と宣言するに一番ふさわしい場所だ。
 これまで一度でも三里塚闘争に参加したことがある人は、今こそまた現地に駆けつけよう。三里塚は初めての青年労働者や学生も、今こそ現地に結集し、勝利の確信と展望を自分の手でつかみ取ろうではないか。
 7月30日、成田空港会社(NAA)は暫定滑走路東側新誘導路の供用を、8カ月前倒しで開始した。10月22日には、北延伸滑走路の供用を開始しようとしている。そして、3本目の誘導路を建設して、天神峰の反対同盟・市東孝雄さんの家、畑、作業場などを、すっぽりと空港のコンクリートと塀で囲い込もうとしている。一人の農民の土地を強奪するために、ここまでやる国家など絶対に許すな!
 年内判決も予想される天神峰現闘本部裁判で千葉地裁は、仮執行宣言つきの1審判決だけで強制撤去することを狙っている。市東さんの農地をめぐる三つの裁判も、NAAの利益だけを優先した反動判決が予想される。
 年末から、現闘本部の強制執行を阻止する実力闘争が始まり、市東さんの農地を死守する実力攻防が続いていく情勢だ。国鉄闘争とともに三里塚闘争の決戦化が、11月1万人決起を死活的に求めている。青年労働者・学生を先頭に、今こそ嵐のごとく立ち上がろう。
 「学生や青年労働者にどんどん三里塚現地に来てほしい。この破綻した空港の姿や警察権力の横暴を目の当たりにしたら、ようし闘ってやるぞと誰もが思うでしょう。この三里塚の現実を生身で体験して、それを自分の大学とか職場に持ち帰って闘いのエネルギーにしてもらえたらうれしい」。この市東さんの呼びかけにこたえて、10・11三里塚闘争にこぞって大結集しよう。
 福島瑞穂(特命担当相)、千葉景子(法相)らの入閣と、国土交通省の前原誠司・辻元清美の組み合わせは、鳩山政権が社民党と旧社会党を前面に立てた国鉄・三里塚闘争破壊を狙う政権であることをも示している。10・11の大爆発で鳩山打倒宣言をたたきつけ、11・1日比谷野音大結集へと突き進もう。

 民主党・連合政権打倒へ 

 鳩山政権=民主党・連合政権は、自民党以上の超反動政権だ。戦争・改憲と民営化・労組破壊、何よりも大失業の攻撃を貫く反労働者的政権にほかならない。
 鳩山政権は、自民党支配の崩壊がプロレタリア革命に転化することを阻止するために、連合の帝国主義的労働運動の労働貴族と社民党・旧社会党の帝国主義的社民勢力を抱え込んでかろうじて成立し、自民党支配を崩壊させた労働者階級の怒りと決起を粉砕しようとしている。大恐慌に痛撃されて歴史的命脈の尽きた資本主義体制の崩壊を押しとどめ、それを全力で救済しようとしている。
 今や日帝の累積債務は816兆円、GDPの1・7倍に達する。昨年9・15のリーマン・ブラザーズの破綻で、世界大恐慌は一挙に進行した。帝国主義各国や中国は、競って未曽有の財政投入というカンフル剤注入による大金融機関と大企業の救済に走り、日帝も麻生政権下で赤字放漫財政に突入した。しかし日帝が他帝国主義国と比べても最悪の財政赤字を続けてこれたのは、アメリカや中国への大規模輸出で貿易黒字だったからだ。
 だがこうした特異な資本蓄積構造、帝国主義的延命のあり方は、大恐慌に直撃されて破綻した。今や輸出に依存してきた日帝の基盤は崩壊した。
 ここからの生き残りの道を、日帝支配階級は道州制・民営化で突破しようとしている。民主党の「脱官僚」「無駄の排除」とは、公務員労働者360万人の首切りと自治体丸ごと民営化、賃下げと労働強化だ。民営化と非正規職化はどんどん拡大している。国鉄分割・民営化を強行した時には、派遣労働は存在しなかった。元凶は国鉄分割・民営化だ。道州制・民営化は国鉄の10倍〜20倍もの大量首切りを強行する攻撃である。
 1047名の国鉄労働者が解雇撤回を真っ向から訴えて20年以上も闘い続けている。この闘いがあるかぎり道州制・民営化攻撃、首切り・大失業攻撃への怒りは噴き出し続けるし、道州制・民営化は貫徹できないのだ。
 だから鳩山・民主党は帝国主義労働運動のダラ幹と帝国主義社民を抱きかかえ、労働者の怒りと闘いの鎮圧の先兵とする必要があるのだ。1947年の2・1ゼネスト敗北後に行われた3・1総選挙で社会党が第1党になり、3党連立政権が発足した時も、日帝権力とブルジョアジーは「労働攻勢を抑える政党は社会党しかいない」(芦田均)などと言い、社民勢力を革命圧殺に徹底的に使った。
 オバマや鳩山への幻想をあおり、政策要求運動に走る一切の体制内勢力、日本共産党、4者4団体、塩川一派を断じて許すな。
 職場生産点からの青年労働者の総決起、10・16法大解放集会を頂点とした全国のキャンパスからの学生の総決起を先頭に、10・11三里塚と11・1日比谷野音に怒濤(どとう)のごとく進撃しよう。本紙今号の革共同綱領草案(4〜5面)をすべての仲間、労働者人民に届け、ともに決起することを訴えよう。