2009年11月12日

日誌 2009年10月21日〜27日

週刊『前進』08頁(2414号6面4)(2009/11/12)

日誌 2009年10月21日〜27日
 「PKO5原則見直し」と岡田/鳩山が「戦後行政の大掃除」

●米海兵隊のグアム移転「中止も」 
ゲーツ米国防長官は北沢防衛相との会談後の共同会見で、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設問題をめぐり、「普天間移設がなければ(沖縄の)海兵隊のグアム移転はない。沖縄への土地返還もない」と述べた。また海上自衛隊によるインド洋での給油活動に代わる日本の支援について「重要なニーズは、財政的にアフガン国軍と警察の拡大・維持を支援することだ」と、日本の財政支援を要請。(21日)
●PKO5原則見直し検討 岡田外相が東京都内で講演し、国連平和維持活動(PKO)に日本が積極的に参加するため、基本方針としてきた「PKO5原則」の見直しを検討するように外務省に指示したことを明らかにした。5原則は、停戦合意の成立、全紛争当事者の同意、武器使用は要員の生命防護などの必要最小限など。(21日)
●連合沖縄、県民大会参加へ 連合沖縄が定期大会を開き、11月8日に宜野湾市で開かれる「辺野古への新基地建設と県内移設に反対する県民大会」への参加を決定した。連合沖縄として初めて県内移設反対を表明した。基地労働者でつくる全駐労は、県民大会への参加について態度を保留。(21日)
●海兵隊、シュワブ沖で降下訓練 名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブの大浦湾側の提供水域で、米海兵隊員が3回にわたりパラシュート降下訓練を実施した。(22日)
●東アジアサミット 東南アジア連合(ASEAN)と日中韓、インド、豪州、ニュージーランドの16カ国が参加する東アジアサミットがタイで行われた。鳩山首相の「東アジア共同体」構想など、新たな地域機構づくりに向けた議論を深めることで一致。(25日)
●バグダッドで死者150人超のテロ
 イラクの首都バグダッドで政府庁舎を狙った連続爆弾テロがあり、少なくとも155人が死亡、600人近くが負傷した。1日のテロによる死者としては今年最大。(25日)
●鳩山首相が初の所信表明 第173臨時国会が召集され、鳩山首相は衆参両院本会議で就任後初の所信表明演説を行った。政権交代による鳩山政権の取り組みを「無血の平成維新」と位置づけ、「戦後行政の大掃除」を実行する考えを掲げた。(26日)
●辺野古移設案の容認を示唆 北沢防衛相は閣議後の記者会見で、米軍普天間飛行場の移設問題について「合意案には、県外移設・国外移設がまず第一にあり、その後の処理として辺野古沖が残った」と述べ、名護市辺野古崎へ移設する現行案を容認する考えを示唆した。自衛隊がインド洋で実施中の補給支援活動の来年1月終了に伴い、ソマリア沖の海賊対策に参加する各国艦船に対し、同様の活動を検討していることを明らかにした。(27日)
●護衛艦と貨物船衝突 本州と九州の境にある関門海峡で、海上自衛隊の護衛艦「くらま」と韓国のコンテナ船が衝突、双方が炎上した。(27日)
●アフガン米軍、死者最悪に アフガニスタン駐留米軍の死者は11月に入り55人、01年以来、月間最悪。(27日)