2009年11月 9日

星野文昭さん 11・1集会メッセージ

週刊『前進』06頁(2415号6面4)(2009/11/09)

星野文昭さん 11・1集会メッセージ
 怒り解き放ち再審無罪へ

 1971年渋谷暴動闘争で「殺人罪」をデッチあげられ、35年間も獄中で闘う星野文昭さんから11・1集会へのメッセージが届いた。(編集局)
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 本日の集会は、大恐慌下の失業・戦争と対決し、全世界の労働者人民の団結した闘いによって資本主義と階級社会を終わらせ、人類の解放をかちとることを呼びかける歴史的集会です。
◇資本主義の命脈尽きた
 大恐慌を公的資金投入と粉飾会計によってのりきる方法は、大恐慌の二番底、三番底をしか結果しません。それはもはや、労働者人民に、働くことも食べさせることもできず、民営化・労組破壊による大量首切り、賃下げ、労働強化−生活破壊と争闘戦の末の戦争を強制する以外にありません。
 資本が労働者を賃金奴隷として無制限に搾取し自己増殖することによって経済・社会を回す資本主義は、74—75年恐慌、新自由主義、大恐慌を経て、もはや、その歴史的生命が尽きています。
◇労働者階級の自己解放
 この現実への労働者人民の怒りが、日本帝国主義の支配=自民党支配を崩壊させました。しかし、それに代わった民主党政権は、連合を使って労働者の怒りを抑え、体制内に取り込んで資本主義を維持するためのものです。
 実際に生産を担い、社会を動かしている労働者の団結した力こそが、自らを賃金奴隷から解放し、社会を変える力です。この力で農民をはじめ、全人民の自己解放的決起をかちとり、資本主義を打倒して、すべてを労働者人民の手に奪い返し、誰もが人間らしく生きられる共産主義社会を実現する、それが可能な時代を私たちは手にしています。
 労働者階級の自己解放闘争によってしか、全人民の自己解放的決起をかちとって資本主義を終わらせ、階級社会の下でのあらゆる差別・抑圧からの解放、つまり普遍的人間解放を実現することはできません。
 労働者人民の力を全面的に信頼し、資本・権力、体制内指導部と非妥協的に闘って、1047名解雇撤回、法大闘争、労農連帯、国際連帯の闘いの勝利をかちとりましょう。
◇無期を打ち破ろう!
 このような闘いを圧殺するために、私の無実を百も承知で無期を強い、35年も投獄していることへの根底的怒りを解き放ちましょう。再審無罪・即時釈放を、全労働者・全社会的闘いとし、必ず、合流をかちとりましょう。ともに闘い、全未来を獲得しよう。