2009年11月30日

団結ひろば 投稿コーナー

週刊『前進』06頁(2418号6面3)(2009/11/30)

団結ひろば 投稿コーナー

 11月集会、民主労総バスを運転しました 東京 潮武彦

 4月から韓国語の学習を始め、夏には大型免許を取ったので、11月集会の過程では、民主労総のバスの運転をしました。日本語がほとんど通じないバスは最高の学習環境でした。
 彼らの声を少し紹介します。「反対同盟の北原さんが侵略戦争の謝罪をしたことに感動した」(建設労働者)。「日本では医者と労働者が一緒に闘っていますね。医者の社会的地位が低いことに驚いた」(印刷労働者)。11・1集会の壇上に青年労働者がズラッと並んだのを見て、「以前は動労千葉だけが闘っているようだったが、今は多くの労働者が闘いに立ち上がっているね」(解雇労働者)。
 自分の韓国語が少しは役に立ったと感じたのは「国際連帯のつどい」で知り合いの日本の労働者を民主労総の労働者に紹介した時でした。「どこで働いているの?」「職種は?」など。小さな交流でしたが、喜んでもらえたようでした。
 訪韓行動では、同志との再会を喜び、握手を交わしました。労働者大会に参加して、世界大恐慌情勢の中で新たな闘いが巨大な規模で始まっていることを実感しました。
 「すばらしい集会でしたね。日本でもこんな集会をしたいです」と公務員労働者に言うと、「日比谷野音の集会も良かったですよ」という返事でした。
 来年こそ1万人を超える集会を実現しよう!
 ソウルで屋台のおばさんから「上手ですね」とお世辞半分に言われた私の韓国語も、もっと役立つようにがんばりたいと思います。

 ドイツの仲間も11月集会と訪韓に超感激 東京 M

 ドイツのインターネット新聞『左翼新聞』が日本の11月集会や訪韓闘争を報道しています。そこには、11月に日本・韓国を訪れ、戦闘的・階級的労働運動にふれた新鮮な感動と喜びが豊かにつづられています。
 たとえば、「11月集会は戦闘的で、さわやかだった。数千人の参加者が発言に集中しているのが印象的だった。資本主義に反対する全世界の運動・活動家を一つに糾合していこうという熱意がはっきりと感じられる。日本の同志たちは外国の仲間に対してとても心優しく、感動的な連帯の精神に満ちていた」と記されている。
 ドイツ人2人は、帰国前に動労千葉に立ち寄って、田中委員長に次のように話したそうです。「韓国での交流会に参加して、侵略した側の日本の労働者階級と侵略された側の韓国の労働者階級が一つのきょうだいのように溶け合っているのにすごく感激した。そういう日韓の団結をつくりだした動労千葉に敬意を表したい」
 外国の同志たちの期待はものすごく大きい。「私たちがもっともっと実力をつけなければ」とつくづく感じます。これから1年間の日々の実践で私たちの地力を必ず2倍にしていきましょう。

 民主党の「県内移設」の裏切り絶対許さぬ 東海大学 市川知寛

 11月集会の成功を引き継ぎ、11月7日〜9日に沖縄闘争に行ってきました。
 11・8沖縄県民大会には2万1千人が結集。ほとんどは労働組合の動員です。しかし、集会は議員の発言ばかり。「日米安保を認めて基地を減らしていくべき」などと発言する下地幹郎議員(国民新党)には激しい野次が飛び出しました。
 訪米中の神奈川県知事・松沢の「辺野古移設」発言には抗議決議を上げて全面対決! 「普天間基地即時撤去・辺野古新基地建設絶対反対」の闘いを押しつぶそうとする鳩山政権の思惑は粉砕されました。
 「大恐慌をプロレタリア世界革命へ!」の時代認識と、道州制・民営化絶対反対の路線が今こそ必要です。すでに沖縄の労働者は、県民大会を主催した民主党−連合沖縄の体制内的思惑を超えて闘いだしています。
 ここに私たち11月集会派が「8学生の即時釈放を求める声明運動」を持ち込んで119筆の署名を集めたことの意義はとても大きいと思います。8・30で自民党を歴史のくずかごにたたき込んだ労働者は、県内移設路線の民主党の裏切りなど絶対に許しません。
 教育の民営化絶対反対の闘いを貫くわれわれこそが、沖縄の怒りと団結できると確信しました。処分阻止・獄中8学生年内奪還闘争を基地撤去闘争と一体で闘いぬこう。

 旧「派遣村」出身者で資本論学習会を開始 東京「生きさせろ!」連絡会 W

 年末が近づき、昨年以上に首を切られた労働者、住まいを追い出された失業者があふれています。私たちの仲間でも、期間延長をかちとってきた失業保険給付の期限が切れたり、「今月で(首になった)会社の寮を出ろ」と言い渡された人たちが出ています。ほんとうに「生きさせろ!」の闘いが必要です。
 そうした中で、旧「派遣村」の仲間を中心に結成した私たち東京「生きさせろ!」連絡会の集まりが、今年初めの経団連デモ以来、続いています。毎月の例会では、仲間たちの近況報告やどう闘っていくかという討論とともに、資本論の学習会を始めています。
 前回は、「労働日」のところで「搾取率」という話になりました。講師の労働者の方から、「労働者が働いてつくりだした価値が、生産手段を握っている資本家によって搾り取られている。1日の労働時間でつくられた価値のうち、何時間分が労働者に渡され、何時間分が資本家によって取られるか。マルクスの時代は半々ぐらいだったが、現代においては8割、9割が取られている」という説明を受けて、みんな、だんだん怒りだしました。
 「それなら、今の取り分は、1日に1時間とか2時間働けばいいということなの。残りは全部、資本家のものになっちゃっているわけか。ひどい話だ」というところから、湯浅誠氏たちがやってきた「派遣村」の問題に発展。湯浅氏に「恩義」を感じていた人も、「派遣村の運営資金になっている資本からの寄付というのも、結局、俺たちから搾り取ったものだったのか。それが回りまわって、派遣切りにあった俺たちを『救う』ために使われるなんて、いい加減にしろ」となり、みんなだんだん腹が立ってきて、「だまされた。ありがたく思ってきて損した」となりました。
 その日の結論は、やっぱり資本主義の問題ぬきに解決はないということ。労働者が力を合わせて変えなきゃならない。11・1はそういう労働者の集会だったんだとつかみました。

 『前進』の11月報道と法大闘争に熱い共感 群馬 O

 11月15日、群馬合同労組・労働学校の後、高崎駅前にノボリを林立させて「法大全国署名」を6人の仲間で取り組みました。
 「学生を釈放しろ」という群馬合同労組のビラをまきながらマイクで呼びかけると、次々に討論の輪ができます。「戦争反対の署名ですよね」と駆けつけてくる女子高生。「そんなのにかかわらない方が良い」という友人を置いて署名する青年。ビラを手に人待ち顔の女性がいたので声をかけると、「先月、11月集会の賛同署名をした者です。テレビと新聞でどう出るか楽しみにしていたのに、どこも載せない。おかしい!」と言うので『前進』の11・1報道号を渡すと、「そう、これよこれ!」と大喜び。先週の「星野署名」に続き、今回は50筆を超える署名を集約しました。
 携帯に電話が入り「ビラにある、つかまった学生はどんな活動をしていたんですか?」「中核派の学生です」「もっと詳しく知りたいんですが」というので署名の後、マックで会いました。彼女は受験生で、「今の新自由主義はおかしい。大学で自分の生き方を見つけようと考えていたのに、その大学の現実がこうだとショックでした。これをほってはおけません」と話していました。
 この間、合同労組の仲間が出退勤途上にゼッケンを着けて、市役所やハローワークに定点的にビラ配りをしています。私たちが動くことで確実に情勢を動かしています。労働運動の力で年内に8学生を奪還しよう。

 裁判員制度絶対反対! 道内初裁判に“絶対反対” 札幌 小松青海

 11月17日、北海道労働組合交流センターは、札幌地裁前で道内初の裁判員裁判に「絶対反対」で登場し、傍聴希望者が44席に対して641人と非常に高い関心の中、ビラとアジテーションで闘いました。
 裁判員候補者約6千人から抽選で64人に選任手続きへの出席を求め、41人が呼び出されましたが、来たのは35人。さらに3人が辞退を希望しましたが、2人が認められ(認められない理由は何だ!)、結局33人から男性5人、女性1人の裁判員が、男性1人、女性2人の補充裁判員が選ばれました。この段階で裁判員制度など破綻している。
 「裁判員制度は現代の赤紙だ。10万円など支払う必要はない」「労働者は労働者を裁かない」「労働者を権力の構造に組み込み団結を破壊して、改憲、戦争に進むものだ」「動労千葉のように闘って粉砕しよう」と訴える鮮明なアジテーションで、地裁前の雰囲気は一変した。この日やはり現場に来ていた「裁判員制度を考える会」の裁判員制度の「見直し」「凍結」をお願いするスタンスとはまったく異なる、絶対反対の立場を訴えたからだ。
 地裁側は、裁判員たちの「選ばれたくなかった」「疲れた」「気が重い」という声がなかったかのように、「真摯(しんし)に裁判に参加してくれた。感動した」と成功を装っている。裁判官と裁判員が雑談の中で共通の趣味であることがわかり親しくなった、最後には裁判員同士の連帯が生まれたと、「美談」まで流している。
 ふざけるな! そもそも裁判員になりたくない人が圧倒的なのだ。
 北海道労働組合交流センターは、どんな闘いにも登場し、闘いの動力車となる決意です。

 裁判員制度絶対反対! 年休をとって労働者が決起 奈良 K

 11月24日、奈良県で初の裁判員裁判が開かれた。「とめよう戦争への道!百万人署名運動奈良県連絡会」の呼びかけで、百万人署名運動大阪府連絡会や関西労組交流センター、全国連西郡支部、全学連など20人が抗議闘争を闘った。奈良県連絡会に参加する自治体労働者や教育労働者、民間労働者は年休(時間休)をとって参加し抗議の先頭に立った。
 奈良県連絡会は、裁判員候補者の呼び出し、選任手続きが行われた20日にも、朝の駅前街宣、裁判所前ビラまきを行い、800枚のビラを労働者や市民に手渡した。
 24日朝8時から公判の開かれる10時まで、奈良地裁正面でビラまき、街宣、小集会を行い、最後に「裁判員制度絶対反対! 奈良地裁は裁判員裁判をやめろ! 制度廃止まで闘うぞ!」と断固たるシュプレヒコールを地裁にたたきつけた。
 奈良地裁は、県庁や国の合同庁舎がある官庁街の真ん前。通勤の労働者が注目し、次々とビラを受け取っていく。「制度はおかしいと思う」と声をかけてくる市民もいた。短時間で500枚のビラを配布した。
 この日の裁判は、被告人が4人いるという全国初の裁判だったが、日程は5日間。実質審議はわずか2日間というでたらめな裁判だ。
 労働者を人を裁く立場に強制的に動員し、国家の側に立たせようという裁判員制度は戦争国家への転換の攻撃であり、改憲の攻撃そのものだ。断固廃止あるのみ。制度撤廃まで闘おう!

 裁判員制度絶対反対! 「共謀が成立」証人調べなし 広島 H

 広島地裁では11月9日からの「強盗傷害致傷事件」と18日からの「殺人事件」の2回の裁判員裁判があり、百万人署名運動広島県連絡会の呼びかけで「制度の廃止を!」と訴えて行動しました。
 11月9日には、大忙しの中、裁判員いらなインコも駆けつけてくれ、総勢21人が横断幕、のぼを掲げて、ビラまき、マイク宣伝を続けました。
 多くの裁判員候補者から率直な意見、感想を聞くことができ、うち2人が「反対署名」に応じてくれました。20代の男性は「来たくなかった。『国民が出した答えがこうですよ』という言い訳に使われそう」と制度そのものを明確に批判。また、「あまり重大な事件ではないので、やってもいいかな」と思って来たという40代の男性は、「来てみたら『反対』とかのビラがまかれていて、本当に自分が裁判員になってもいいのかと不安になった」とマスコミに語っていました。地裁前の行動は重要です。
 一番驚いたのは、「あまりに拙速。裁判になっていない」ということです。9日からの強盗傷害事件は、被告の男性以外に、この事件を仕組んだとされる男性(窃盗未遂で起訴)など3被告がいます。共謀が成立するとして、他の被告の暴力も併せて罪に加えられているというのに、これらの関係者は一人も証人に呼ばれていません。共謀を否定する被告の意見は「罪を軽くしようとしている」などと退けられ、逆に刑を重くする理由にされています。とんでもないことです。
 「攻めの改憲阻止闘争」としての裁判員制度廃止の闘いは、確実に勝利の展望を切り開きつつあります。しかも一人からでもできる行動です。全国で反対行動をしつこく展開しましょう。