■日誌 2014 2月

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月刊『国際労働運動』48頁(0453号07面01)(2014/05/01)


■日誌 2014年 2月


1、2日福島 全国農民会議第2回総会開く
全国農民会議の第2回総会が二本松市で開かれた。地元福島を先頭に全国から「反原発・反TPP・三里塚連帯」を合言葉に農民・農業関係者が一堂に会し、労働者階級と連帯して闘う農民組織として拡大発展をめざすことを誓い合った
2日東京 山本太郎参院議員とエールを交換
池袋駅東口で「都知事選投票率UP! 選挙に行こうキャラバン」を行っていた山本太郎参院議員と鈴木たつお候補の街頭宣伝隊が遭遇し、鈴木候補と山本議員がエールを交換した
2日大阪 橋下打倒集会に270人が結集
大阪市中央会館で橋下打倒集会が開催され、270人の労働者が結集した。前日、「大阪都構想」が完全に破産し、橋下大阪市長が辞任を表明。「自分たちが橋下を打倒した」という勝利感が溢れる集会となった
2日福島 いわきでふくしま共同診療所説明会
動労水戸の「ポケモントレイン」運行反対闘争と一体で、ふくしま共同診療所報告会が開かれた。集会にはいわき市内の仮設住宅に暮らす原発事故避難者や原発で働く労働者も含めて70人余りが参加し、共同診療所の講演に聞き入った
2日愛知 革共同東海政治集会開く
革共同東海政治集会が名古屋市内で開催された。天田三紀夫革共同書記長から『革共同50年史』発刊の記念講演が行われた
3日千葉 動労千葉が直ちに運転士に戻せと行動
動労千葉は千葉運転区支部と青年部の主催で、「ライフサイクル制度撤廃・北嶋君を直ちに運転士に戻せ」のスローガンを掲げ、JR千葉支社千葉運転区前での抗議行動を行った
4~6日イギリス ロンドン地下鉄48時間スト
ロンドンの地下鉄労働者は、48時間ストライキに決起した。ストを組織したのはRMT(鉄道・海運・運輸労組)で、そこにTSSA(運輸職員協会)が合流した
8日東京 都知事選最終日、雪の新宿に立つ
都知事選の最終日、鈴木候補はJR新宿駅の西口から東口へ、また西口へ、終日新宿駅での街頭演説を繰り広げた。午後7時半、鈴木候補は最後の訴えを行った。仕事帰りの青年労働者が聞き入った。最後に熱烈な鈴木たつおコールで終えた
8、9日東京 交流センター定期総会開く
全国労働組合交流センターは第21回定期全国総会を開いた。決起を開始した膨大な労働者階級と交流センターが結びつき、拠点を建設する態勢を打ち立てる新たな出発点となった
9日東京 〝星野さんを解放しろ〟と渋谷デモ
都知事選の投票日、無実で獄中39年を闘う星野文昭同志奪還へ、「2・9全証拠開示・星野文昭さん解放渋谷デモ」が520人の参加で力強く闘われた。デモに先立ち代々木公園ケヤキ並木で集会が行われた
9日東京 都知事選で鈴木候補、1万2684票獲得
東京都知事選の投開票が行われ、憲法と人権の日弁連をめざす会が推薦した鈴木たつお候補は、きわめて革命的な主張と政策を掲げて闘い抜き、本当に宝のように輝く1万2684票を獲得した
10日東京 都知事選の総括集会を開く
杉並区高円寺北の選挙事務所で「生きる権利を!鈴木たつおとともに歩む会」の主催で都知事選の総括集会が開かれた。200人に近い労働者・学生・市民が結集し、会場は満杯になった
10日東京 動労千葉国賠訴訟で勝利
東京地裁615法廷において08年不当家宅捜索国賠訴訟の判決が出され、08年の11月集会後のデモ行進における「公務執行妨害」を口実にした捜索令状の請求と捜索自身を違法と認め、賠償を命じた
11日福島 ふくしま共同診療所報告会開く
郡山市のビッグアイにおいて、「ふくしま共同診療所報告会」が行われた。「子どもたちを守りたい」「福島の現状をなんとかしたい」、切実な思いで会場には郡山市を始め県内、東北、首都圏から120人が訪れ、真剣な質疑応答が行われた
11日広島 NAZENヒロシマが2周年集会
広島市南区民文化センターで、ふくしま共同診療所医師の杉井吉彦さんを招いてNAZENヒロシマ結成2周年集会を開催し、100人が参加した
12日東京 法大暴処法弾圧裁判で無罪を死守
「控訴を棄却する」! 東京高裁第12刑事部・井上弘通裁判長が判決文を読み上げた瞬間、法廷は歓喜の渦に包まれた。法大「暴力行為等処罰法違反」弾圧裁判控訴審の判決公判が行われ、2012年の一審判決に続き無罪判決が言い渡された
13日大阪 西郡住宅闘争、〝仮執行するな〟
「住宅から追い出す仮執行なんか許さない!」。大阪地裁の1・30仮執行付き住宅明け渡し反動判決への怒りに燃えて、八尾市弾劾の緊急行動に決起した。早朝、市役所前でビラをまき、昼に岡邨(おかむら)洋・全国水平同盟委員長(西郡支部長)と住宅闘争を闘う家族供託者を先頭に、八尾北医療センター労組、八尾北命と健康を守る会、関西労組交流センター、全学連の仲間が市役所前に登場した。断固たる抗議と申し入れを行った
13、14日東京 JP労組中央委員会にビラ
JP労組第12回中央委員会が都内で開かれ、全国労組交流センター全逓部会の仲間は、早朝から会場入り口前に登場しビラまきを行った
15、20日大阪 西郡住宅闘争、相次ぐ反撃
15日午後2時と20日午後7時から八尾北医療センター待合で開催された緊急抗議集会には、府営住宅の住民や関西合同労組の労働者も参加した。家賃供託者を先頭に労働者、住民が次々と発言し、怒りの総決起集会となった
16日 2・16国鉄集会が全国3カ所で開く
東京 すみだ産業会館で開かれた「国鉄分割・民営化で不当解雇から27年―2・16集会」は、655
人の結集で闘いとられた。都知事選の熱気も冷めやらぬ中での集会は、国鉄最高裁決戦を基軸に、首都圏で階級的労働運動の拠点を建設することを誓い合う場となった
北海道 札幌市で2・16北海道国鉄集会が開催され、国労原告団・旭川闘争団の成田昭雄さん、秋田闘争団の小玉忠憲さんを迎え、30人が参加した
九州 福岡で「国鉄分割・民営化を忘れない!2・16国鉄九州集会」(主催/国鉄闘争全国運動九州)をかちとった。国労小倉地区闘争団の羽廣憲さんが熱く決意を語った
16日千葉 10回目の三里塚一斉行動
反対同盟は第10回目の周辺地域一斉行動に立ち上がった。市東孝雄さん宅離れでの打ち合わせも息が合ってきた。市東孝雄さんは「3月26日の署名提出には3000筆を実現できるようにがんばろう」と檄を飛ばした
19日東京 郵政「雇い止め」撤回申し立てを棄却
東京多摩局による不当な雇い止め・解雇の撤回を求める郵政非正規ユニオンの申し立てに対し、東京都労働委員会は、まったく不当にも申し立てをことごとく棄却する反動「命令書」を出した
20日東京 首都圏学生、杉井医師招き講演会
ふくしま共同診療所の杉井吉彦先生の講演会が首都圏学生の企画としてう行われ、飛び入りを含む
多くの学生の参加で大成功した
21日福島 3・11郡山へ、福島県庁で記者会見
「あきらめられるか 忘れられるか 福島の怒りはおさまらない/3・11反原発福島行動14」実行委員会の記者会見が福島県庁で行われた。呼びかけ人の福島市の椎名千恵子さん、浪江町の「希望の牧場」代表・吉沢正巳さん、桜の聖母短期大学名誉教授の佐々木信夫さんが参加した
21日東京 首相官邸前の金曜行動
首相官邸前の金曜行動が行われた。前週は大雪で急遽中止となったため、2週間ぶりの行動だ。「原発やめろ!」「再稼動反対!」「子どもを守れ!」。コールにも一段と力は入った
23日福島 怒りのいわき行動に320人
「2・23怒りのいわき行動」がNAZENいわきの主催でいわき駅前のラトブ6階で開催され、320
人が結集した。地元いわきから多くの参加があった。福島が抱える不安と怒りが共有され、ともにつながり闘っていくことを全参加者が決意した
23日長崎 NAZENナガサキ結成2周年集会
NAZENナガサキ結成2周年集会が長崎市内で、福島から吉沢正巳さん(希望の牧場代表)を招いて約30人の結集で行われた
25日東京 JR貨物本社への抗議行動
動労千葉-動労総連合は、「14春闘勝利! 貨物賃下げ攻撃粉砕!―JR体制打倒! 韓国民主労総ゼネスト連帯!」のスローガンを掲げて、JR貨物本社ヘの抗議行動に立った。動労千葉にとって14春闘第2波となる行動は、民営化反対の具体的な闘いを貫くことことで民主労総のゼネストに呼応するものとなった
25日韓国 パククネ打倒、10万人国民ゼネスト
「パククネ政権1年、このままでは生きられない!」国民ゼネストがパククネ大統領就任1周年に合わせて労働者、農民、商人、障害者、学生など全国10万人の参加で大爆発した
26日東京 国労組合員資格確認訴訟は大詰めに
国労組合員資格確認訴訟の第11回口頭弁論が東京地裁民事11部で開かれ、石﨑義徳原告と小玉忠憲原告の本人尋問、元国労闘争団員の証言が行われた
28日東京 首相官邸前・国会前金曜行動
恒例の首相官邸前・国会前の金曜行動が闘われた。安倍政権が25日に「エネルギー基本計画」案を決定、原発を「重要なベースロード電源」とし、「原発ゼロ」を撤回したことへの怒りがあふれ出た
26日東京 法大暴処法弾圧、東京高検上告断念
12日に無罪判決が出された法大暴処法弾圧で、東京高検が上告を断念し被告5人全員の無罪が確定した。8年間の法大闘争の血と汗が染み込んでいる。筆舌に尽くし難い数々の死闘の果てにもぎりとった、法大学生運動の最高の到達地平であり、まさに日本学生運動の金字塔だ
28日東京 前進社国賠、警視庁公安藤井を追及
前進社国家賠償請求訴訟の第20回口頭弁論が東京地裁第1部(後藤健裁判長)で行われた。暴力的で違法な捜索・差し押さえを行った警視庁公安1課(当時)の藤井俊裕を法廷に引きずり出し徹底的に弾劾した