2009年5月18日10:59

P3C哨戒機2機のソマリアへの派兵阻止! 大和街宣

 5月17日、折からの風雨をついて、西村あやこ相模原市議会議員を先頭に、神奈川労組交流センターと婦人民主クラブ全国協議会は、厚木基地に隣接する大和駅前で、厚木基地からのP3C哨戒機のソマリア派兵阻止の街頭行動に決起した。「国鉄1047名解雇撤回! 法大弾圧粉砕! 改憲阻止! 麻生政権打倒!」の6・14-15労働者総決起集会への賛同と結集を訴え、多くの賛同署名が集まった。

 麻生政権は今通常国会で「海賊対処」派兵新法案の制定を策し、その成立を待たずに、ソマリア沖「海賊」鎮圧を口実に、3月に呉基地から海自護衛艦2隻を派兵し、5月15日には厚木基地からP3C哨戒機2機のソマリアへの派兵命令を出した。さらに、P3C哨戒機の拠点となるジブチ空港の「警備」と「輸送確保」と称して、陸自中央即応連隊(宇都宮)1個小隊と空自のC130輸送機(小牧)を派兵し、6月には護衛艦2隻を横須賀から派兵しようとしている。ソマリア沖で、陸海空3軍1000名を超す戦闘部隊が恒常的に侵略戦争に突入しようとしている。これはまさに戦後憲法体制をクーデター的に覆そうとする攻撃です。
 闘う労働運動の力で改憲と戦争を阻止しよう! いよいよ労働者が社会を根本から変革する時だ。労働者はその力を持っている。だが既成政党や体制内労組指導部は、「労使共同宣言」を掲げて現体制の救済へと転落し、民営化に協力し、裁判員制度や道州制にも賛成し、「海賊対処は必要」と言って派兵阻止の闘いを放棄している。この日も駅頭では、オバマの核独占のプラハ演説を「核廃絶」と絶賛する共産党が行う「平和・フェスティバル」とガチンコ対決した。
 最大の核心は、職場で地域で、体制内労組指導部と対決し打倒して、闘う労働運動を甦らせることだ。6・14-15連続大闘争の爆発へと突き進もう。(神奈川・TSU)

関連記事:この記事と同じカテゴリーの記事

Previous Next Move Close