2008年7月21日

6・29サミットデモで逮捕の 8人全員奪還の大勝利

週刊『前進』06頁(2352号1面2)(2008/07/21)

6・29サミット粉砕渋谷デモで逮捕の
 8人全員奪還の大勝利

 6・29サミット粉砕渋谷デモで不当逮捕され勾留されていた8人の青年労働者・学生を、7月18日に全員奪還した。大勝利だ。
 この間、逮捕された8人の職場・大学・地域で、奪還のための闘いが全力で展開されてきた。渋谷や池袋、御茶ノ水などでも8人の奪還を呼びかける署名・宣伝活動が行われ、大きな反響をつくり出した。家族の感動的な決起もあった。
 何よりも獄中の8人が渋谷デモを最先頭で闘った誇りをもって日帝・警視庁の転向強要攻撃と対決し、完全黙秘・非転向を貫いて闘った。また勾留理由開示公判には、多くの仲間が駆けつけ、3人の弁護人が不当な逮捕・勾留を徹底弾劾して裁判官・検察官を追いつめた。全員の不起訴奪還は、こうした獄内外一体の闘いがかちとった“団結の勝利”だ。
 勝利を実現した核心的な力は、国家権力のデモ禁止攻撃を打ち破り、6・29渋谷デモを大衆的実力闘争として大爆発させたことだ。
 戦争、貧困、失業を押しつける帝国主義の打倒—世界革命の勝利にむかって、自分の職場でさらに階級的労働運動を推し進めよう。7・24法大闘争全国集会で8人の仲間と大合流しよう。