2009年3月30日

動労高崎春闘スト ”解雇撤回の原則を貫く”

週刊『前進』06頁(2385号2面3)(2009/03/30)

動労高崎 春闘スト
 ”解雇撤回の原則を貫く”

 国鉄高崎動力車連帯労働組合は動労総連合春闘統一ストの一環として、3月24日未明から2人の組合員がストライキに突入した。同日午後、熊谷市商工会館でスト報告集会が開かれた。(写真) 自動車部品メーカー・ショーワで働く一般合同労組さいたまユニオンの仲間や、この日ストに入ったJAM神奈川ジェコー労働組合など、派遣切りと闘う非正規労働者が大量に合流した。
 和田山繁委員長は「こういう時代だからこそ3万8000円の賃上げ要求を掲げてストに立った。また、非正規雇用労働者の闘いに連帯する意味でストを24日にした」と提起した。さらに「今回のストライキにはJR東労組ではなく国労をスト破りに入れてきた。東労組だと動労総連合に加入してしまう情勢だからだ。スト破りに応じた国労は問題だ」「動労連帯は1047名解雇撤回の原則を貫いて闘う。原則を曲げてしまったら労働運動にならない」と決意を語った。全参加者はこれに応え、団結ガンバローを三唱。
 大量首切り攻撃が襲うこの時こそ、解雇撤回の原則を貫く国鉄闘争は闘いの結集軸となることができる。動労連帯高崎のストライキは、それをはっきりと示している。