2009年4月20日

日誌 2009年 4月8日〜14日 北朝鮮「6者脱退」/「海賊対処法案」が審議入り

週刊『前進』06頁(2388号4面3)(2009/04/20)

日誌 2009年 4月8日〜14日
 安保理議長声明に北朝鮮「6者脱退」/「海賊対処法案」が審議入り

●普天間移設協議会が再開 政府と沖縄県の関係自治体による米軍普天間飛行場の移設協議会が首相官邸で開かれた。沖縄側は滑走路の沖合修正や今年度で期限が切れる「北部振興策」(計1千億円)の継続などを求めた。協議会開催は昨年7月以来9カ月ぶりで、麻生政権では初めて。(8日)
●北朝鮮制裁の延長を決定 政府は、4月13日に期限が切れた北朝鮮籍船の入港全面禁止などの経済制裁をさらに1年間延長することを閣議決定した。(10日)
●ASEAN首脳会議中止 タイのパタヤで開かれていた東南アジア諸国連合(ASEAN)関連会議の主会場に、現政権の退陣を求めるタクシン元首相派のデモ隊が乱入。アピシット首相は、麻生首相も出席を予定していた「ASEAN+3(日中韓)首脳会議」などタイ主催のすべての会議の延期を発表、パタヤと周辺に一時、非常事態を宣言した。(11日)
●日中韓首脳会談 麻生首相は、中国の温家宝首相、韓国の李明博(イミョンバク)大統領との個別会談の後、日中韓首脳会談を行った。北朝鮮のロケット発射を受けた国連安全保障理事会の対応について、拘束力のある決議ではなく、議長声明の早期採択を目指すことなどで事実上一致した。(11日)
●原発配管データ改ざん 日立製作所と日立GEニュークリア・エナジーは、納入した中部電力浜岡原子力発電所5号機(静岡県御前崎市)の蒸気配管の溶接データと、中国電力島根原子力発電所3号機(松江市、建設中)向けに製作中の配管の同様のデータに改ざんがあったと発表した。(13日)
●安保理議長声明受け北朝鮮「6者脱退」 北朝鮮のロケット発射問題で、国連安全保障理事会が公式会合を開き、発射を非難する議長声明を全会一致で採択した。北朝鮮は、外務省声明を出して核問題をめぐる6者協議に「再び絶対に参加しない」と脱退を表明。「自衛的核抑止力の強化」を進めると宣言し、核開発の再開を示唆した。(13日)
●「海賊対処法案」、衆院審議入り
ソマリア沖・アデン湾の「海賊」対策に自衛隊を派遣するため、政府が提出した「海賊対処法案」が衆院本会議で審議入りした。自衛隊は自衛隊法に基づく海上警備行動の発令を受け、3月末から現場海域で活動を始めているが、政府・与党は今国会での法案成立をめざしており、成立後は派遣根拠を切り替える。(14日)
●海兵隊移転協定が衆院通過 在沖縄米海兵隊のグアム移転に関する協定締結の承認案が衆院本会議で自民、公明両党などの賛成多数で可決され、参院に送付された。参院では野党多数のため否決される見通しだが、同協定は条約と同等の扱いで衆院の議決が優先されるため、遅くても参院送付から30日後に自然承認される。政府は、在沖海兵隊の定員を1万8千人から1万人に減らすと説明するが、沖縄県が作成した資料によると、実数は07年9月時点で1万3200人。実際に減るのは3200人に過ぎない。(14日)