2009年5月18日

織田委員長を不当逮捕 法大闘争へ政治弾圧

週刊『前進』06頁(2391号1面2)(2009/05/18)

織田委員長を不当逮捕
 法大闘争前進への政治弾圧

 5月12日、法大正門前から出発した「総長室・麹町署包囲デモ」で、全学連の織田陽介委員長が警視庁麹町警察署によってデッチあげ「公務執行妨害」で不当逮捕された。(記事4面)
 国家権力は、4・24法大解放集会が法大生を先頭とする全国の学生と労働者の力で大爆発したことにすくみ上がった。そしてこの日も「6学生の即時奪還」を求めるデモが力強く進み、麹町署に接近するにつれてあせりにかられ、階級的憎悪を織田君に集中しなりふり構わぬ政治弾圧を強行したのだ。
 だがこれで法大解放への学生運動の前進を少しでも食い止められると思っているのなら、とんだ勘違いだ。怒りの火に油を注いだだけだ。
 織田委員長は、資本主義が学生を食い物にし、使い捨てにしている状況を誰よりも鋭く分かりやすく暴露し、学生が労働者階級とともにこの資本主義—帝国主義の打倒へと立ち上がる主体であることを訴え続けてきた。その闘いの神髄は文化連盟と全学連の固い団結となって結実している。
 全学連は全員が「第2、第3の織田」となり、300万学生の総決起をつくりだすために日々闘っている。織田君は獄中から「4・24の勝利の大きさを確認し、6・14—15の爆発へ進撃しよう!」と熱烈に訴えている。織田君を1日も早く取り戻そう。(織田君は5月15日、暴力行為処罰法違反デッチあげで再逮捕された。この弾圧を徹底的に弾劾する。全員奪還へ総決起を!)