2009年5月18日

団結ひろば 投稿コーナー

週刊『前進』06頁(2391号6面3)(2009/05/18)

団結ひろば 投稿コーナー

 全一日行動うち抜き解雇撤回へ闘争宣言 東北石けん労組委員長 洞口 明

 5月7日、東北石けん労働組合は、地方労働委員会闘争と新工場・愛島台現地闘争を全一日行動として打ち抜き、解雇撤回まで闘い抜く新たな闘争宣言を発した。
 地労委第2回調査には当該を始め30人が結集、不当解雇への怒りで審問室を埋め尽くした。
 東北石けん労働組合は、新工場オーナー、畑惣商店・畑文雄を被申立人として追加するよう地労委に求めた。畑文雄こそ、東北石けん佐藤工場・佐藤吉範とともに全員を解雇し、新工場から組合を排除した張本人だ。委員長の私は公益委員の制止を打ち破り、当事者として畑を追加することを求めると発言。当該と補佐人も、労組を排除して新工場が操業している事実への怒りをたたきつける。
 畑の当事者性は明らかだ。商標登録、旧工場の機械設備などすべて買い取り、佐藤吉範が技術指導として毎日通い、組合脱退者2名が就労している。組合員の雇用以外すべてが継承されている。何が「別会社」だ。ふざけるな!
 怒りの追及の中で、地労委は佐藤吉範に対し、守秘義務を口実に隠し続けてきた営業譲渡契約の内容を明らかにするよう求めた。重大な勝利だ。佐藤吉範、代理人弁護士前田は顔面蒼白だ。
 地労委調査の後、名取市愛島台の新工場に移動して門前闘争を闘った。
 組合を排除して、ぬけぬけと三百人町旧工場と同じ「釜出し一番石けん」を製造している「畑惣商店名取工場」を眼前にして怒りが爆発。門前を赤旗で埋め尽くし、弾劾のシュプレヒコールをたたきつけた。資本の110番で警察権力が登場し、門前闘争の圧殺に乗り出したが、「争議に警察は介入するな!」。怒りはさらに高まった。権力の介入を跳ね返して門前闘争を貫徹した。
 解雇撤回まで資本が平穏に過ごせる時など一時もない! 東北石けん労組は闘い続ける。

 「新型インフル」動員を団結で粉砕しよう 関東・自治体労働者 坂上健介

 「新型インフルエンザ」が連日報道されるなか職場はまるで戒厳令下のようになっています。
 所属長が「職員の健康のためにサージマスクと手袋の着用義務」を指示し、職場はまるで「集中治療室」のようです。こんなことのために夜遅くまで時間外労働させるほうが、よほど健康破壊です。一方で、市民を刺激しないように、尋ねられたら「風邪」と答えろなどと言っている。管理職自身はただの一度もマスクなど着用しないし、この騒ぎのさなか、市役所では「定額給付金の現金支給」を行い、多数の労働者が休日出勤させられている。当局は最初から「職員の健康」など本気で考えていないのです。
 隣の市役所では昨年初めて「インフルエンザ対策会議」が開かれました。そこには担当の健康福祉課以外に環境衛生などの部署や委託業者が動員され、自衛隊や警察、東京電力など「国民保護協議会」のメンバーが入りました。完全にインフルエンザ対策に名を借りた職場支配と戦争動員体制づくりです。
 新年度から着任した所属長は、職場の仲間同士に不信感を抱かせようとし、「市民や業者の立場に立って業務を行う」と唱和させ、「JR尼崎事故は民営化が原因ではない」と平気で発言する。経営の立場から労働者の「集団欠勤」で職場が回らなくなることを恐れています。「インフルエンザ」まで利用して職場を支配しないと成り立たない自治体も帝国主義も完全に終わっています。
 「インフルエンザ」には、マスクなどではなく団結こそが最大の「抵抗力」です。私はマスクの着用を拒否し、6・14闘争へのオルグ戦を開始します。団結破壊の民営化・勤務評定に絶対反対で闘っていきましょう。
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 ターニングポイント 〜世界大恐慌バージョン 団 結実

資本主義社会の終わりが始まった
金融大恐慌

無数の労働者が
生きさせろ!の叫びを
地球中に響かせ
ストライキやデモで
怒りの声集めて闘ってる

社会を動かしてる
労働者階級が団結力(ちから)を合わせた時

いろんな”違い”越えて
一瞬でつながれる
それを知った時僕は
絶望が希望に変わる仲間(きずな)この手でつかんだんだ
利益のためになぜ
人生(いのち)が奪われる?
これ以上
心と身体(からだ)傷付けられたくない

みんなの気持ちがひとつになれたなら
世界を変える力に必ず変わっていく

この地球(ほし)の岐路に立ち
どの路線(みち)に生きるのか?
突き付けられてる
いま ターニングポイント

できることからでいい
できることは無限に広がっている
いま ターニングポイント

この地球(ほし)の岐路に立ち
どの路線(みち)を前進(すす)むのか?
突き付けられてる
いま ターニングポイント

できることからでいい
できることは無限に広がっていく
いま ターニングポイント

☆この歌詞は法大救援会のパンフに書いてあった恩田亮君の言葉を基に作りました。6人の勾留延長は絶対に許せません! だけど、それこそが敵の大破綻です。労学連帯で6・14—15闘争を大爆発させて世界革命にガンガン突進していきましょう!