2009年7月 6日

国鉄決戦は正念場 闘う革共同にカンパを

週刊『前進』08頁(2398号2面4)(2009/07/06)

国鉄決戦は今が正念場
 闘う革共同にカンパを

 いよいよ革命を現実のものとする時が来ました。時代は世界大恐慌という、戦争か革命か以外に出口のない激烈な過程に突入しました。世界最強の帝国主義であった米帝自身が、先頭に立って大失業と戦争の政策を強行しています。保護主義が激化し、資源や市場の奪い合いの戦争へと発展しつつある。イラン、北朝鮮情勢はその最火点です。
 このときあらゆる政治勢力が明確な時代認識と路線を打ち出せず右往左往する中で、革共同だけが鮮明な革命戦略を持ち、職場生産点で激しく闘いながら勝利の展望をつかんでいます。国鉄闘争を基軸とする4大産別決戦と法大決戦の前進こそ、プロレタリア革命勝利の道です。
 連合は経団連や自民党に協力して首切りを率先して協力する政労使合意を結びました。日本共産党はあろうことか首切りと戦争の最悪の推進者である米帝オバマを全面的に賛美しています。
 彼らと革共同との違いはただ一点。職場生産点における労働者の根底的な決起の欲求をつかんでいるかどうか、徹底的に生きた労働者階級の怒りに立脚しているかどうかです。労働者はブルジョアジーに唯々諾々と従って戦争・民営化に協力していく存在ではない。ひとたび闘う労働組合がつくられれば蓄積された怒りを解き放って、資本家を打倒し職場を支配する存在へと急速に飛躍していく。この自己解放の力にこそ革命の根拠がある。労働者の怒りは今や極限に達している。われわれは階級的労働運動の実践の中でその確信を手にしてきました。なんと言っても闘う青年・学生が革共同のもとに続々と結集し、法大弾圧を始めとするあらゆる攻撃を打ち破って革命的指導部へと成長し、先頭で闘っていることが勝利の証です。
 最大の激突点が国鉄です。分割・民営化攻撃をぶち破ってきた動労千葉という最強の労働運動の存在は新自由主義政策しかない日帝にとって、この世界恐慌下で存亡の問題となっています。1047名闘争の一掃か大発展か、ここに革命の成否がかかっています。いよいよ正念場です。ここで革共同は勝負に出ます。
 労働者人民の力で革共同を圧倒的に強化しよう。国鉄決戦は4者4団体路線のもとで1047名解雇撤回闘争を終わらせようとする策謀が繰り広げられています。これを打ち破り、闘争団の怒り、国鉄労働者の怒り、百万支援陣形の怒りを解き放つ時です。革共同は国鉄・4大産別決戦勝利に一切をかけて闘います。絶大な資金カンパをお願いします。