2009年7月20日

“田母神は来るな” ヒロシマの怒り解き放つ

週刊『前進』06頁(2400号4面2)(2009/07/20)

“田母神は来るな”
 ヒロシマの怒り解き放つ

 広島の闘う仲間は、東京・杉並での田母神講演会粉砕の闘いと固く連帯して7月11日、12日の両日、「田母神来広弾劾」の街頭行動に立ち上がった。
 11日には、選挙運動と称して北朝鮮への侵略戦争を扇動する「幸福実現党」のデマ・キャンペン−ンを粉砕し圧倒的な街宣を貫徹。
 12日には被爆64周年8・6ヒロシマ大行動実行委員会のメンバー15人が結集し、街を席巻する大街頭宣伝を行った。中には、直前に平和公園で知り合い、参加した被爆2世の労働者もいた。
 実行委員会に結集する労働者と学生は「ファシスト田母神は来るな!」「核武装発言を許さない」「北朝鮮への空自機での攻撃を扇動する田母神は戦争放火者だ」とアピール、休日の繁華街に響き渡った。すべての体制内勢力が沈黙を決め込む中、沈黙を切り裂く登場がヒロシマの怒りを解き放った。
 「『田母神は来るな』という声がどこからも聞こえてこなかったので、待ってました!という感じだ」「秋葉市長の『講演日を変更してもらおう』というのは違う」「8・6に核武装論の元軍人が原爆ドーム前に来るのは絶対許せない」「ビラを仲間に配るのでたくさんもらいたい」という声が次々と寄せられた。広島の労働者・市民が腹の底からこの暴挙に怒っていることが実感できた。この怒りを被爆64周年8・6ヒロシマ大行動に組織して大結集を実現しようと、8・6大行動を呼びかけるカラービラを配布し、賛同署名も集めた。
 8・6ヒロシマに手をかけた田母神を餌食と化し、8・6ヒロシマ大行動に全国の怒れる青年労働者・学生を圧倒的に組織しよう!
 (広島T)