2009年8月 3日

「つくる会」教科書採択阻止 8・12杉並行動に立とう

週刊『前進』10頁(2402号6面2)(2009/08/03)

「つくる会」教科書採択阻止
 8・12杉並区役所前行動に立とう

 「つくる会」の教科書採択阻止へ、決戦の時が来た。教科書採択が行われる8月12日午後2時からの杉並区教育委員会に向け、杉並は階級激突の焦点になっている。
 6・14—15闘争の高揚を受けて、開始された田母神講演粉砕!「つくる会」教科書採択阻止連続街宣は、都議選—総選挙=民主党への政権交代論、ファシストの登場をぶっ飛ばし、連日激しく闘われている。「つくる会」や公安警察とのぶつかり合いも起こっている。だが、敵は労働者の団結の前にはまったくもろい。論争を挑んできた「つくる会」も最後はわめきちらして逃げ出す。
 連続街宣の一方、杉並では7・12—13田母神講演粉砕!「つくる会」教科書採択阻止!集会・デモ(写真)、7・18反戦・反核東京集会、7・25東京青年労働者集会と連続した集会をかちとってきた。ファシスト田母神や山田区長らの道州制首長連合、オバマ・麻生の戦争挑発・団結破壊に対し、青年労働者・学生が「戦争には協力しない」と登場した。彼らの存在と闘いが「つくる会」教科書のデマを暴き粉砕している。「つくる会」が教科書に「天皇が歴史を作った」と書こうとも、実際に社会を動かしているのは労働者なのだ。
 体制内労働組合指導部に愛想を尽かした青年労働者の怒りと動労千葉派の闘いが、7・25集会で、がっちり結合し、どんどん拡大する勢いだ。また双龍自動車労組への連帯声明は「つくる会」教科書の排外主義をぶっ飛ばした。さらに杉並・親の会や部落解放同盟全国連杉並支部が採択に反対する申し入れを行った。この団結で「つくる会」教科書を粉々にできる! 4大産別の青年労働者とも団結できる!
 都議選での自民党の大敗北、自民党議会政治の崩壊は新たなファシスト運動を登場させている。7月17日、日比谷公会堂で杉並区長・山田は、横浜市長・中田、松山市長・中村らとともに「日本良い国構想」という政治団体の集会を1500人で行った。「つくる会」放送局チャンネル桜が宣伝するファシスト救国運動であり、道州制推進の国民運動が目的だ。
 横浜市ではこれまでの18採択区をひとつに統合し、中田の意に沿う教育委員に「つくる会」教科書を採択させる動きがある。横浜市の中学生は7万6千人。ここで採択されれば採択率は一気に10倍以上になる。採択日8月4日に向けて、横浜でも闘いが始まっている。
 7月26日の高円寺駅前街宣は、「食えない青年は軍隊へ」の自衛隊募集キャンペーンと激突になった。体験入隊と称するテントを張り、高機動車及び人命救助セット展示説明、鉄帽及び防弾チョッキ試着、パネル展示。さらに抽選で海上自衛隊護衛艦「体験航海チケット」が当たりますのビラ配り、迷彩服での登場とこれまでのあり方を超えるエスカレーションだ。炎天下、都政を革新する会・長谷川英憲代表が自衛隊のソマリア沖派兵と海賊新法を徹底弾劾し、青年労働者が座り込んで聞き入った。
 さらに8月10日、チャンネル桜主催で再び田母神講演会がセシオン杉並で行われようとしている。「つくる会」教科書採択への総決起集会だ。田母神を「閣下」と持ち上げるチャンネル桜が、7月13日の田母神講演「日本は『侵略国家』ではない」をYouTubeで配信している。そこでは「反対派の妨害」としてわれわれの街宣を描く一方、田母神の発言部分「秋葉広島市長が来るなというのは言論弾圧。8月6日、広島に行き、平和集会の会場の隣で核武装は必要と講演する」を取り上げている。解説者は、警察に守られ招待券をばらまいてやっと講演した敗北感でいっぱいだ。労働者の団結した闘いに恐怖しつつファシスト運動をやっている。
 労働者は反戦・反核運動の解体を絶対に許さない。8・6広島—8・9長崎闘争の大高揚をかちとり、杉並での8・10田母神講演を粉砕し、8・12「つくる会」教科書採択阻止行動に駆けつけよう。11月労働者集会1万人結集へ、組織し、組織する夏の闘いに立とう!
 (東京西部・飯野依子)
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 「つくる会」教科書採択阻止行動

8月12日(水)午前11時 
杉並区役所前(地下鉄南阿佐ケ谷駅下車)
街宣/集会/教育委員会傍聴
呼びかけ 7・12集会実行委員会