2009年8月24日

動労水戸 さらに新組合員が加入 ストライキ打ち前進

週刊『前進』06頁(2404号3面3)(2009/08/24)

動労水戸 さらに新組合員が加入
 ストライキを打ちぬき前進

 JR勝田車両センター(茨城県ひたちなか市)で8月18日、動労水戸にさらに新たな組合員Uさんが加入した。これはすさまじい決起だ。
 新たに加入したUさんは国鉄入社以来、勝田電車区(現勝田車両センター)で働く生粋の労働者、検修のエキスパートだ。常磐線の車両の安全は、彼のような筋の通った労働者に支えられてきた。職場の労働者の信頼が厚いUさんが動労水戸に加入した意味は限りなく大きい。
 最高裁まで争われた運転士不登用問題の不当労働行為(組合差別)事件は昨年12月、動労水戸の完全な勝利で決着がついた。JR会社が動労水戸組合員に運転士職を発令しないことは不当労働行為であることが認定され、最高裁は「会社は対象者13人全員を12年前にさかのぼって運転士に発令し、運転士として就労させること」「乗務したら得られたであろう賃金との差額を支払うこと」を命じたのだ。
 しかし、JR資本はこの間の組合との団体交渉の中で、不当労働行為をやったことは認めない、謝罪はしない、まともに運転士にさせない、金は払わない、という裁判の決定にも従わない対応をしてきた。この組合破壊に対して、ものすごい怒りが渦巻いている。
 この攻撃は、ひとり動労水戸組合員に対してかけられているものではなく、職場で働く全労働者にかけられているものだ。労働者を人とは思わないやり方、安全など二の次、三の次にするやり方なのだ。怒りは職場全体に充満している。
 組合員のほとんどが直営売店やベンディングに隔離されてきた動労水戸は、22年間一貫して分割・民営化絶対反対を貫き、今年4月にほぼ全組合員が現場復帰をかちとった。「動労水戸のように団結すれば勝てる」という確信が多くの労働者のものとなろうとしている。動労水戸が職場の主流派となり、闘う団結が拡大していくことにJR資本は心底恐怖している。一見、居丈高な当局の対応は危機の現れだ。
 動労水戸は職場生産点からの闘いに立ち上がった。この7月攻防の渦中、不当配転のその日にNさんが動労水戸に加入した。Nさんは、労働者をモノのように扱う資本に対してけっして屈しない誇り高き労働者の姿を示した。さらに動労水戸は、7月23日のストライキ決起で組合員への不当配転を阻止し、26日の茨城県労働者総決起集会で団結を打ち固め、JR資本と真っ向から激しく闘いぬいてきた。
 そして、この7・23ストライキの衝撃の力で、Uさんが新たに動労水戸に加入したのだ。
 新組合員2人を迎え、動労水戸は乾坤一擲(けんこんいってき)の闘いに立ち上がった。8月21日正午から半日(泊まり勤務者は終了時まで)、当日勤務の組合員全員がストライキを貫徹した(詳報次号)。この闘いは動労千葉幕張車両センターでの闘いと固くつながっている。韓国・サンヨン自動車で77日間の壮絶な攻防に勝利し団結を守りぬいた民主労総の闘いと固く団結している。
 11・1労働者集会へ、動労水戸に続いて、全国の職場で決意を込めた闘いに立ち上がろう。
 (茨城/滝見)