2009年9月14日

“全国から11・1へ”職場・街頭で闘いが進む

週刊『前進』06頁(2407号1面2)(2009/09/14)

“全国から11・1日比谷野音へ”
 職場・街頭で闘いが進む

 11月労働者集会1万人結集をめざして、全国の職場・大学・地域・街頭で全力の組織戦が闘われている。世界大恐慌が本格化し、労働者階級人民の怒りが自民党政権打倒として爆発した。その怒りのマグマに飛び込み、街頭宣伝戦でも職場闘争と一体で大きな成果があがりつつある。以下その一端を紹介する。
 6日夕方、JR蒲田駅前で、なんぶユニオンを中心にした街頭宣伝が行われた。
 国鉄1047名解雇撤回闘争への関心は高く、50代の社保庁労働者は「まだ頑張っているんですね」と感動して署名。夫が国鉄職員だったという70代の女性は20万人首切りに驚き、チケットを購入。家族も自分も国鉄関連業種という40代の労働者は「いまJRの労働組合は千葉にしかない。中核派も知っている」と『前進』を購入。「関西生コンはすごい組合だ。その呼びかけなら」と署名する建設労働者など、11月集会賛同署名に応じ、チケットを買い求める人が相次いだ。
 10日夕方には、JR新小岩駅前で、東部ユニオンを中心に街頭宣伝が行われた。
 ここでも国鉄闘争への関心は高く、家族に元国労の労働者がいて国鉄分割・民営化時の苦労を聞いているという30代の女性の教育労働者が11月集会賛同署名に応じてチケットも購入、集会参加を確約した。キオスクに勤めていた30代の女性労働者はJR資本に怒っており、「尼崎事故は許せない」とチケットを購入。さらに「インド洋の給油反対」や「法大弾圧不当」と記入した女性もいた。派遣労働をやって学資をためた大学1年生は、裁判員制度は違憲だと思うと表明、マルクスを読んでみたいという話になり、いっしょに学習会をやることになった。
 10日夕方、東京北部労組交流センターも池袋駅東口での街宣に立ち上がった。マイクでのアピールに応えて11月集会賛同署名が次々と集まり、チケットも売れた。
 このように街頭は熱く燃えている。11・1集会まであと1カ月半、1万人結集に向かって全力で闘おう。