2009年10月15日

教育労働者は“世界変える11月”へ 日教組本部打倒へ闘いぬこう 革共同教育労働者委員会

週刊『前進』08頁(2410号3面1)(2009/10/15)

教育労働者は“世界変える11月”へ
 1047名解雇撤回! 道州制粉砕!日教組本部打倒へ闘いぬこう
 革共同教育労働者委員会

 新自由主義攻撃に対する積もりに積もった6千万労働者階級の怒りが、ついに自民党政権を打倒し、「帝国主義を打倒する革命の時代」への歴史的転換の扉を押し開いた。8・30総選挙は、労働者がひとつに団結すれば資本主義を打倒することができることを示した。自民党を倒した根源的な力は、国鉄分割・民営化絶対反対を貫き、1047名解雇撤回闘争の旗を守り続けてきた動労千葉を団結軸とする国鉄労働者と、これを支えぬいてきた4大産別を基軸とする労働者階級の力だ。4大産別の中から圧倒的な怒りを結集し、11・1労働者総決起集会の1万人結集へ驀進(ばくしん)しよう。

 労働者階級の怒りが革命の時代押し開いた

 鳩山政権は、自民党に代わる資本主義の救済者、「第2の保守政権」である。その階級的本質は、民主党と連合の結託政権だ。この政権は根本的に脆弱(ぜいじゃく)であり、8・30に示された労働者階級の怒りが必ずや破綻に追い込む。なぜならこの政権は、世界大恐慌と帝国主義間対立の激化の中で、資本家階級の延命のために道州制・民営化と賃下げ・首切り、消費増税、改憲と戦争攻撃を推進していくしかない政権だからだ。
 これと真っ向から対決し、11・1に向け「国鉄1047名解雇撤回」の闘いを全世界の労働者の結集軸としてうなりをあげて闘い、激突しぬき、鳩山政権を労働者の怒りでうち倒そう。

 資本主義救済か革命かの大激突

 11・1集会の1万人結集こそ、ブルジョア支配の最後の形態を粉砕し、プロレタリア革命の大道を切り開く闘いだ。すべてが労働組合をめぐる党派闘争に絞り上げられ、4大産別をめぐる攻防が最大の激突点となった。
 国鉄闘争における4者4団体派を始め、あらゆる党派・勢力が「民主党への政策要求運動」に血道をあげ、翼賛勢力に転落している。この中で「民主党・連合政権の擁護・翼賛か、それとも打倒か」ということが、「資本主義の救済か、革命か」の激しい党派闘争として闘われている。
 日比谷野外音楽堂ではこの10月、派遣法や障害者自立支援法をめぐり、政権交代幻想に突き動かされた「民主党への要求集会」が目白押しだ。日本共産党も「建設的野党」「是々非々」の協力姿勢で民主党政権にすり寄っている。
 いよいよわれわれ11月労働者集会派が、「国鉄1047名解雇撤回」を高く掲げ、労働運動の主流派として登場し、大失業時代の6千万労働者の怒りと結合する最大のチャンスが到来した。

 大失業と闘う労働組合が必要

 世界大恐慌はさらに深まり、全世界的な大失業が激化、拡大している。アメリカの失業率は最悪の9・7%、自動車産業崩壊のデトロイトは28・9%である。膨大な財政赤字が積み上がる中、米国債不信・ドル暴落の危機が迫っている。日本経済も「景気底打ち」宣言にかかわらず、失業率は5・7%(359万人)にまで上昇し、年内にも6%を超えると言われる。より深刻なのは高校・大学卒業者の有効求人倍率の低下である。
 鳩山政権の反動性は外交面でも明らかになっている。鳩山が日米首脳会談で「日米同盟強化」を表明したのは、「東アジア共同体」構想に明らかなように、対米対抗性を持った帝国主義的・侵略的外交政策だ。オバマの「軍事行動を含むあらゆる選択肢を排除しない」とするイラン侵略策動についても、鳩山は「核軍縮・不拡散」と言いながら対イラン制裁に同調し、朝鮮侵略戦争に踏み出そうとしている。社民党も共産党もこの動きを「オバマ・鳩山で世界は平和に」と賛美し、日帝の改憲と侵略戦争、世界戦争に同調している。
 だからこそ大恐慌がもたらす大失業と戦争の時代を真正面から迎え撃つ「闘う労働組合」の1万人結集が絶対に必要だ。

 道州制と民営化推進の民主党・連合結託政権

 日帝支配の危機を突破して、戦争国家体制を構築するための唯一の戦略が道州制だ。
 民主党マニフェストは「中央集権体制を抜本的に改め、”地域主権国家”へ転換する」と宣言し、「ムダづかいの根絶」「国家公務員の総額人件費2割削減」を公約としている。
 民主党・連合政権こそ、資本主義の延命をかけて道州制・民営化攻撃を全面的・本格的に推進する政権である。公務員労働者360万人「全員解雇・選別再雇用」は、国鉄分割・民営化攻撃の全社会化だ。8・30をもって、時代は労働組合をめぐる攻防が一切を決する情勢に突入した。

 輿石が権力中枢に座る重大事態

 情勢の核心は、連合による労働者支配が逆に最大のアキレス腱(けん)となっていることだ。連合幹部と現場組合員との矛盾・対立は必至だ。予算編成のやり直し・事業見直し、郵政4分社化見直しや免許更新制”改革”などは、社会的な大混乱を生み出しつつ、労働者階級の意識を解放し活性化と流動化を生み出していくことは間違いない。国鉄1047名解雇撤回闘争・動労千葉労働運動と6千万労働者の怒りが結合する時がきたのである。
 輿石東(こしいしあずま=日政連〔日本民主教育政治連盟〕会長、山梨県教組元委員長)が、民主党代表代行・参議院議員会長として、民主党の最高意思決定機関である「首脳会議」に加わり権力中枢に座ったことは、教育労働者にとって重大な問題だ。これは「小沢—輿石ライン」を軸に、日教組本部こそが民主党・連合政権に付き従うことを意味する。
 今年7月、日教組本部が全国大会で掲げた「参加・提言・改革を実効あるものに」というスローガンは、これに呼応するものだ。日教組本部は「政権与党」として労働者を支配する側にまわった。地獄のような職場の現状をなんら顧みず放置しておいて、何が「政策提言能力」だ。こんな日教組幹部は、職場の怒り、青年労働者の怒りで打倒あるのみだ。

 「免許制改革案」は首切り制度だ

 免許更新制が民主党・連合体制と職場組合員との激突の焦点になる。職場で「民主党対案」を暴露・批判し、職場労働者の怒りを11月へ徹底的に組織しよう。
 民主党の「教育職員の資質及び能力向上のための教育職員免許の改革に関する法律(案)」の最大の問題点は、「免許状取り上げ」要件の大幅緩和である。”法令違反”や”教育職員にふさわしくない非行”と称して、教員免許を奪うというのだ。ストライキに参加した者や、不起立闘争を闘う者は免許状取り上げ=解雇するということではないか。これが民主党政権がやろうとしていることだ。
 ふざけるんじゃない! 現場は免許更新制絶対反対だ。これは道州制攻撃そのものであり、国鉄分割・民営化時に行われた選別解雇攻撃そのものだ。1047名解雇撤回闘争こそ勝利の道だ。
 広島県教委と校長による「10年経験者研修」参加の職務命令と、拒否した場合の処分の脅しを突き破って8・6ヒロシマ大行動に決起した広島の青年労働者の闘いこそ、その最先端の激突だ。
 今求められているのは、われわれ革命派・11月集会派が、各教組幹部と激突しながら、処分をも辞さずに「絶対反対」を貫いて闘いぬき、11月1万人結集の先頭に立つことだ。体制内派は根本的に脆弱だ。激突すればするほど、民主党・連合政権の内実が暴き出され破綻する。何よりも職場労働者の怒りを解放するし、そのことが青年労働者を獲得する大きな力になるのだ。

 労働者の国際的団結が世界を変える時が来た

 教育労働者の国際連帯も飛躍的な前進をかちとっている。
 07年に「日の丸・君が代」不起立闘争とアメリカの募兵官追い出し闘争が結合してから2年。今や新自由主義・民営化と対決する日米教育労働者のランク&ファイル(現場組合員)の合流へと、飛躍的な発展をかちとってきた。
 新自由主義攻撃下で、全世界で新たな階級的労働運動が胎動し始めている。11月労働者集会が日本だけではなく、世界の労働者の団結基軸となりつつあるのだ。
 9月24日、カリフォルニア州全域の州立大学、公立大学では、学生と教育労働者が一斉に授業放棄・ストライキに突入している。大恐慌下のアメリカで、「大学の民営化反対! 大学を取り戻せ!」と、法政大学と同じ闘いが闘われている。

 UTLAの若きリーダーが来日

 今年の11・1労働者集会には、そのカリフォルニアから、UTLA(ロサンゼルス統一教員組合)西部地域議長のセシリー・マイアトクルスさんが来日することが決まった。マイアトクルスさんは、州の学力テストのボイコットを自分の学校で組織することをとおしてUTLA全体の闘いに押し上げ、シュワルツネッガー知事の教員大量解雇攻撃と全面対決して先頭で闘っている若きリーダーだ。
 大恐慌下で階級的労働運動を発展させるために奮闘するアメリカの教育労働者とともに11・1へ全国から駆けつけよう。

 10・11三里塚バネに11月1万人を

 連合=体制内労組幹部は、今や職場闘争の圧殺者に成り果てた。われわれこそが団結の組織者である。”職場丸ごと・組合丸ごと”の獲得は、”一人の労働者”の組織化と獲得から始まる。
 革共同教育労働者委員会は、体制内組合幹部が投げ捨てた「生きさせろ!」の闘いの先頭に断固として立ち、「日教組本部打倒! 闘うわれわれが日教組だ!」の決意を今こそ実践しよう。動労水戸、動労千葉のストライキに続こう。
 10・11三里塚現地大結集をばねに、11・1集会1万人、とりわけ全国教育労働者1千人の大隊列を日比谷に登場させようではないか! 地区党の団結を基盤に、「青年労働者と団結する党への飛躍」をかちとり、11・1集会1万人結集で日比谷から世界を変えよう!