2009年11月12日

11・8韓国で労働者大会 動労千葉訪韓団も参加へ

週刊『前進』08頁(2414号2面2)(2009/11/12)

イミョンバク政権と対決
 11・8韓国で労働者大会
 動労千葉訪韓団も参加へ

 韓国の民主労総(全国民主労働組合総連盟)は、11月8日、「チョンテイル烈士精神継承!2009全国労働者大会」をソウル・汝矣島(ヨイド)文化広場で開催する。
 世界大恐慌が進行する中、イミョンバク(李明博)政権は、新自由主義政策の柱を「公共機関先進化方案」=公共部門の民営化に据え、その突破口として全国統合公務員労組への組織破壊攻撃を強めている。
 10月20日、解雇者が労組活動をしたことを理由に全国公務員労組の合法性を奪い、11月20日までに労組事務室を閉鎖する方針を明らかにした。21日には時局宣言に参加した全教組(全国教職員組合)と公務員労組幹部100人余を起訴した。
 この労組抹殺攻撃に全国統合公務員労組は、「政府は公務員労組に法の刃の前にひざまずけと強要しているが、特権層の横暴に抵抗することが公務員の義務だ」と徹底抗戦を宣言した。
 さらにイミョンバク政権が2010年1月1日をもって強行しようとしている「複数労組許容」と「労組専従賃金支給禁止」をめぐっては、御用労組として組織されている韓国労総をも巻き込んだ大闘争が始まっている。
 10月21日、民主労総と韓国労総はこの複数労組・専従賃金問題を最優先課題として、非正規職保護方案・公共部門先進化阻止などで共同闘争を組むことに合意した。現場労働者の怒りに2大ナショナルセンターが突き動かされているのだ。
 日比谷の11・1労働者集会には、まさに今、韓国階級攻防の火点で闘う公務員労組、公務員解雇者を含む全解闘(全国解雇者復職闘争委員会)の同志たちが大挙して参加し、1047名闘争、動労千葉労働運動との感動的合流を果たした。
 今週末、動労千葉とともに激動のソウルへ大挙駆けつけよう!
(写真は大会ポスター)
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◎前夜祭
 11月7日(土)午後7時/汝矣島文化広場
◎前段集会など
 11月8日(日)午前11時/文化広場一帯
◎本大会
 11月8日(日)午後3時/汝矣島文化広場