2009年12月 7日

星野文昭同志からのメッセージ “怒りを怒りとして解き放とう!”

週刊『前進』08頁(2419号8面3)(2009/12/07)

星野文昭同志からのメッセージ
 “怒りを怒りとして解き放とう!”

 昨日、私と弁護団は、第2次再審請求を申し立て、私も陳述書を提出しました。
 権力が私たちの未来を閉ざすために、私の無実を百も承知で無期を強いる、35年にもわたって投獄していることへの労働者人民全体の怒りを解き放って、自らとすべての人々の人間的解放と一体に、再審無罪、即時釈放を、心を一つにしてかちとりましょう。
 今日の社会で、生産を担い、社会を動かしているがゆえに、社会を変える力を持つ労働者が、自らの職場、闘いの場で、すべての人民が、自らの生活の場、闘いの場で、星野を取り組み広げることを心から訴えます。
     ☆
 労働者こそ、世の中を変える力を持っています。……不正義や理不尽への怒りが怒りとなり、正義が正義として実現される時代に、無実の私に対する無期への怒りが怒りとなり、再審無罪、即時釈放が労働者人民の力で実現する、そのことが可能になっていると思います。
 怒りが怒りとして向かうべき者に解き放たれないと、私たち労働者人民自身の世の中を変える力をどこまでも信頼する立場に立たないと、私たちの怒り、闘いは腐ります。権力に屈服することで、対立・分断が持ち込まれます。
 当時(71年)、沖縄の本土復帰の希求をかなえるかのような形をとって、沖縄に永久に基地を集中しようという沖縄返還協定の批准が、沖縄・本土の労働者人民の反対を封殺して強行採決されようとしていました。これに対して、沖縄では島ぐるみの反対闘争が闘われ、それに応えて、本土・首都で私たち労働者人民が一つになって、強行採決を阻止することが歴史的責務として問われました。
     ☆
 その責務を果たすために、私たちの呼びかけに応えて渋谷に結集した万余の人々と合流し闘うことが、当日の私たちの目的でした。それを、当時の自民党政府は国家権力を乱用し、警察機動隊の力を使って、集会・デモと、一切の行動を禁圧しようとしました。……私たちの行く手を阻む阻止線など、あらゆる妨害をはね返して、渋谷に結集した人々と合流し闘うこと、それが、リーダーの一人としての私の当日の役割でした。
 そのために、私は、阻止線を突破した後、バラバラになったデモ隊を再結集し、再出発するために……十字路に終始いました。
 終始十字路にいた私が、囲みの中にいた、殴打していた、火炎びん投てきの命令をしたということは、絶対にありえません。そんな現実にはありえない、まったくの虚構によって無期を強いられていることは、天人ともにけっして許されるものではありません。私は、一点の曇りもなく無実です。
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 資本・権力が今、民営化による大量首切り・賃下げ・労働強化、非正規化と労組破壊−改憲・戦争に延命の命運をかけ、20年不屈に闘う1047名解雇撤回闘争を軸にした闘いにかちぬくことが、その闘いの勝利を切り開くし、その闘いと結ぶことで、三里塚、沖縄はじめすべての闘い、そして星野の勝利があります。
 このような闘いを圧殺するために、私の無実を百も承知で無期を強い、35年間も投獄していることへの根底的怒りを解き放ち、無実への百パーセントの確信をもって、再審無罪、即時釈放をかちとりましょう。それを全労働者人民、全社会的な闘いとして勝利し、合流をかちとりましょう。
 ともに闘い、ともに全未来を獲得しましょう。〈抜粋〉