2010年3月15日

海外からの弔電

週刊『前進』06頁(2431号2面2)(2010/03/15)

海外からの弔電

 深い哀悼と弔意を表明します 韓国・チョンテイルに続くサイバー労働大学代表

 キムスンホさん貴労働組合の中野顧問の逝去に深い哀悼とともに弔意を表明します。
 事情により、告別式に出席できないことを遺憾に思いつつ、同志たちのご理解をいただければと思います。
 国鉄1047名解雇撤回闘争、検修全面外注化阻止、強制配転反対など、貴労組の闘いによい結果がもたらされることを祈念します。

 新自由主義との闘いの指導者 ILWU(国際港湾倉庫労働組合)第10支部 ジャック・ヘイマンさん

 今朝早く中野さんが亡くなられたとの知らせを受け、深い悲しみに暮れています。
 この事態を、今朝ユニオンホールに集まった幾人かの港湾労働者に伝え、彼らからもお悔やみのあいさつを送るよう要請されました。
 過去何年かにわたり、動労千葉が呼びかける集会・デモや国際会議に参加してきたILWUの代表者たちになり替わり、動労千葉に対して、ここに心からのお悔やみをお伝え致します。
 日本と世界の労働者階級は、その断固とした指導者を失いました。中野洋は動労千葉の創設者であり前委員長であっただけではなく、日本と世界の労働運動の解体を狙う新自由主義諸策に対する闘いの重要な指導者でした。労組官僚たちが、一層の抑圧と安全無視の労働条件を意味したこれらの政策の実施に協力していった時、中野さんは、この攻撃に反対する鉄道労働者など多くの労働者を動員していくため、困難だけれど必須の闘いを実現しました。
 幸運なことに私は彼の生前に、彼ととても有意義な話し合いをもつ機会を得ました。彼の労働運動への貢献は、世界中の労働者の記憶にとどめられるでしょう。
 私たちが中野さんを追悼できる最善の道は、民営化と労働者の非正規職化と闘い、帝国主義戦争に執拗(しつよう)に反対していくため彼の階級闘争路線を継承していくことです。
 同志的抱擁をもって。