2010年4月12日

法大弾圧裁判 5・29弾圧「控訴棄却」の反動判決

週刊『前進』06頁(2435号4面3)(2010/04/12)

法大弾圧裁判
 5・29弾圧 「控訴棄却」の反動判決
 弾圧追認を許すな

 3月30日、東京高裁第8刑事部での08年5・29法大「建造物侵入」弾圧の控訴審で、控訴棄却という許しがたい反動判決が出された。
 冒頭、被告団の内山佳久君が判決文の読み上げに先立ち、「前回の第1回公判では、被告人質問も意見表明すらもやらせず5分で終わった。そしていきなり判決を読み上げるつもりか。3審制などと言うがウソだ。どこが裁判か!」と怒りをたたきつけた。
 阿部文洋裁判長は必死で発言を制止し、なんと内山君をその場で退廷させた。さらに、抗議の声をあげた傍聴人や被告団を次々に退廷させた。大学キャンパスでのデモが建造物侵入罪になり、半年を超える長期勾留を強いられる。こんなことがあっていいはずがない。被告人の怒りの声を無視して、一日も早く有罪を確定しようとする東京高裁を許すな!
 判決文は、東京地裁判決よりさらに反動的に踏み込むものだった。
 まず、一審の稗田裁判長が、清宮隆前総務部長を「この人は学校全体の責任者として来ているのではない」と言ったにもかかわらず増田寿男総長を証人採用しなかった点について、「言葉のあやだから、管理者の意志は立証された」と開き直った。
 さらに、06年の立て看板規制と自治会非公認化によって「全学連は一貫して学外団体だった」ので、「3・14弾圧と退学処分は正当であり、5・29デモの時に全員学外者だった被告人らには建造物侵入が成り立つ」などとした。
 そして「恩田君への不当処分撤回」「洞爺湖サミット粉砕」を掲げた5・29デモは「キャンパスの平穏な教育環境を侵害するもので、憲法の集会・表現の自由にはあたらない」と、法大での憲法停止状況を肯定した。
 とりわけ許しがたいのは山本進君への「公務執行妨害」弾圧だ。「柱の陰になっているから、防犯カメラに写っていなくても当然」などと、デッチあげを追認した。
 法大当局の下僕以下の東京高裁など打倒あるのみだ! 4・23法大解放総決起集会の爆発で大反撃しよう!