2010年5月 3日

沖縄の海兵隊は北朝鮮侵略戦争のために! 司令官“政権崩壊時、核を除去”

週刊『前進』10頁(2438号3面2)(2010/05/03)

沖縄の米海兵隊は北朝鮮侵略戦争のためにいる!
 司令官“政権崩壊時、核を除去”

 沖縄基地と米海兵隊をあくまで維持し強化しようとする米帝の狙いを示す重大発言を、米軍高官自身が行っている。
 米太平洋海兵隊のキース・スタルダー司令官は、2月に行われた日米防衛当局幹部の会合で、「実は沖縄の海兵隊の対象は北朝鮮だ。もはや南北の衝突よりも金正日体制の崩壊の可能性の方が高い。その時、北朝鮮の核兵器を速やかに除去するのが最重要任務だ」と述べたという(毎日新聞4月1日)。
 昨年11月、韓米両国が、北朝鮮で急変事態が発生した場合に備えた軍の「作戦計画5029」を完成した(これまでの「概念計画5029」の格上げ)と伝えられた。クーデターなどによる内戦状況などを想定していると見られる。北朝鮮スターリン主義体制が崩壊した際に、直ちに米軍が北朝鮮に乗り込み反革命的に制圧し、同時に核兵器を押さえることを具体的に計画しているのだ。
 今年3月の米韓合同軍事演習では、「核兵器などの捜索・確保・除去」を任務とする米特殊部隊の輸送が含まれていた。これ自体が戦争挑発そのものだ。こうした中で韓国海軍哨戒艦「天安」沈没事件が起こり、一気に緊張が激化している。
 スタルダー司令官の発言は、この米軍が今日東アジアで最大の力を注いでいる北朝鮮侵略戦争において、沖縄の海兵隊が不可欠の役割を果たしていることを強調し、沖縄基地の維持と新基地建設を要求するものだ。
 沖縄の米海兵隊は、現にアフガニスタン、イラクで侵略戦争を展開しているだけでなく北朝鮮侵略戦争の切迫に備えるものだ。基地撤去・安保粉砕の闘いで反撃しよう。