2013年日誌 12月10日~16日 オスプレイ、本土駐留へ/秘密保護法が公布

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週刊『前進』12頁(2614号05面02)(2014/01/01)


 2013年日誌 12月10日~16日
 米軍機オスプレイ、本土駐留へ/特定秘密保護法が公布


●韓国、原発増設を維持 韓国政府はエネルギー源に占める原子力発電の割合を2035年に29%とする第2次エネルギー基本計画案を国会に示した。目標達成には原発を23基から約40基まで増やすことになる見通し。(10日)
●陸海空自、機動的展開 安倍政権は防衛力整備の在り方を示す新防衛大綱の基本理念を「統合機動防衛力」とすることを決めた。(11日)
●韓国、中国へ飛行計画提出を容認 
韓国政府は中国の防空識別圏を飛行する民間航空機について、中国当局への飛行計画の事前提出を認める新指針を韓国の各航空会社に伝えた。(12日)
●北朝鮮、前国防副委員長を処刑 北朝鮮の事実上のナンバー2だった張成沢(チャンソンテク)前国防委員会副委員長が「国家転覆陰謀行為」を認めたとして死刑判決が下され、直ちに執行された。(12日)
●オスプレイ、本土駐留へ 政府は、米新型輸送機オスプレイの格納庫を沖縄県以外の本土の自衛隊基地に建設する方針を決めた。(12日)
●特定秘密保護法が公布 国の安全保障などにかかわる情報を漏らした公務員や民間人に厳罰を科す特定秘密保護法が公布された。(13日)
●原爆症の新基準、決定へ 被爆者の病気を原爆が原因と認め、手当を支給する原爆症認定制度について厚生労働省は、心筋梗塞や肝障害は爆心地から約2㌔以内を対象とする方針を固めた。(13日)
●中国軍艦、米軍艦を阻む 米ミサイル巡洋艦カウペンスが南中国海で今月上旬、中国初の空母「遼寧」の近くを航行していた中国海軍の軍艦に航路を阻まれ緊急回避行動をとっていたことが分かった。(13日)
●飛行計画提出広がる 中国が防空識別圏を飛行する航空各社に飛行計画の提出を求めている問題で、米韓に加え、少なくともベトナム、タイ、マレーシアの航空会社が中国当局に計画を提出していることが判明。(13日)
●中間貯蔵受け入れ要請 政府は、福島県内の除染で出た汚染土などを保管する中間貯蔵施設について、福島県と候補地である双葉、大熊、楢葉3町に建設受け入れを要請した。(14日)
●米、無条件の埋め立て承認を要求 
米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古への移設に向け、日本政府が沖縄県に提出した埋め立て申請を米政府高官が日本側に無条件で承認されるべきだと伝えていた。(15日)
●ベトナムと巡視艇供与で協議へ 安倍晋三首相とベトナムのグエン・タン・ズン首相は、ベトナムの海上警察に日本の巡視艇を供与するための協議に入ることで合意した。(15日)
●除染土、児童公園に放置 福島県が、白河市の県営住宅を除染して出た汚染土を、同住宅内の児童公園に保管袋に入れただけで放置していたことが分かった。放射線量は最高で国の安全基準の約10倍だった。(15日)
●米軍ヘリ不時着、横転 神奈川県三浦市三崎の埋め立て地に在日米海軍のヘリが不時着しようとして横転、機体の主回転翼などが大破した。現場は三浦市役所から西約1㌔で、数百㍍先に住宅地がある。(16日)
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