都知事選勝利で革命へ前進を 体制内労組幹部を打倒し2・16国鉄集会へ

週刊『前進』06頁(2617号02面05)(2014/01/27)


 都知事選勝利で革命へ前進を
 体制内労組幹部を打倒し2・16国鉄集会へ


 東京都知事選は1月23日に告示され、2月9日投開票に向かって白熱的な決戦に突入した。鈴木たつお候補は連日、街頭演説に立ち、労働者の職場を回り全力で闘っている。残る2週間を、改憲と戦争の安倍政権を打倒する決戦として闘い、2014年決戦の勝利へ進撃しよう。

 1930年代型の階級激突

 世界の階級情勢は激動化している。韓国では鉄道労組が高速鉄道の民営化に反対する23日間の長期ストを闘い、これを引き継いで民主労総はパククネ打倒の2・25「国民ゼネスト」へ進撃している。最末期帝国主義の絶望的延命形態である新自由主義のもと、全世界で数十億人が失業と貧困・飢餓にたたき込まれる中で、これを根底からひっくり返す労働者階級の怒りの決起が世界的規模で燃え広がっている。まさに大恐慌は、大失業と戦争と同時に革命を生み出す。今こそ階級的労働運動の大前進、党と労働組合の一体的建設をかちとろう。その一切の飛躍をかけて、都知事選決戦を総力で闘おう。
 1・19名護市長選挙は辺野古新基地建設に反対する稲嶺進候補が大差で勝利し、日帝・安倍政権に大打撃を与えた。追い詰められた安倍政権は選挙直後から、辺野古新基地の設計などの受注業者を募集する手続きを開始した。選挙結果を踏みにじる暴挙に沖縄の人民の怒りが沸騰している。
 だが、安倍政権が開き直り的に新基地建設の策動を強めれば強めるほど沖縄の怒りは非和解的に激化し、日米安保体制を一層決定的な危機と破綻に追い込んでいく。
 都知事選をめぐる情勢に、新自由主義の大破綻と日帝の絶望的危機、そしてプロレタリア革命の勝利の展望が凝縮的に示されている。極右・石原が任期途中で辞任したのに続き、新自由主義の先兵=猪瀬が金権腐敗の正体を暴かれて就任後わずか1年で辞任した。
 猪瀬が打倒されたことは日帝・安倍政権の危機そのものであり、自民党は都知事選で独自候補も立てられず、かつて党を除名した舛添に依拠するしかなくなっている。支配政党のこの惨状こそ日帝の政治支配体制の危機と破綻が、どん詰まりのところまで来ていることを示している。
 支配階級は分裂と混迷を深め、その危機の中で舛添、細川=小泉連合、田母神=石原のファシスト勢力、宇都宮と日共スターリン主義反革命が、帝国主義の総破綻の危機、プロレタリア革命の現実性に激しい危機感をもって都知事選に登場した。このことが今度の選挙を1930年代型の一大階級激突、激しい権力闘争へ押し上げている。
 そしてこの戦場に、鈴木候補が6千万労働者階級の代表として参戦したことが、安倍政権と全ブルジョアジーに強烈な打撃を与えている。都知事選挙の闘いは、鈴木候補を先頭に階級的労働運動派が、それ自体としてはブルジョアジーの支配の道具である選挙の土俵に上がり、職場・街頭・地域で他勢力と猛烈な路線論争を繰り広げ、彼らのうそと反労働者性をとことん暴く闘いである。そして、労働者階級解放の道はどこにあるのかを革命的情熱をこめて訴え、労働者階級を獲得していくのである。職場で街頭で首都の1千万労働者階級人民に働きかけよう。この闘い自体がプロレタリア革命への道を切り開くのである。
 この都知事選から次期衆院選の2010年代中期に向かって、選挙闘争も含めて階級闘争が展開されていく政治過程はきわめて重要である。国鉄決戦を基軸にして階級的労働運動の前進をなんとしてもかちとり、この力を基礎にして、新たな飛躍的課題にどんどん挑戦していこう。この政治過程に積極的・攻勢的に立ち向かっていこう。その中で権力・反革命勢力との激しい党派闘争に勝ちぬき、党と労働者階級の実力を打ち鍛え、4大産別を先頭にプロレタリア革命の勝利の陣形を闘いとっていくのである。
 こうした大展望のもとに「現代革命への挑戦」が今、都知事選の形で本格的に開始されたのだ。

 「鈴木旋風」を巻き起こそう

 勝利の展望は圧倒的にある。それは鈴木候補こそ、福島・沖縄、非正規職の青年労働者を始めとする全国6千万労働者階級の怒り・思い・希望と、最も深く固く結びついているからである。
 他候補はどうか。自民が推す舛添は原発推進であり、また厚労相時代に「消えた年金」問題で社会保険庁職員に攻撃を集中した労働者階級の敵である。さらに05年の自民党新憲法草案の作成にかかわった人物である。
 小選挙区制を強行した細川と、郵政民営化で非正規職化を推し進め郵政職場の労働地獄をつくり出した小泉の連合は、労働者階級の最悪の敵である。彼らの「脱原発」など、労働者人民をだますものでしかない。
 宇都宮は日弁連会長として反動的な「司法改革」と裁判員制度を推進した新自由主義の先兵である。宇都宮を全面的に支援する日本共産党スターリン主義は、崩壊的危機に立つ資本主義の最後の擁護者として、プロレタリア革命の防波堤として立ち現れている。先日の26回党大会で強調された「自共対決の時代」論は、職場で民営化や非正規職化、大合理化とまったく闘わず、階級的労働運動に敵対し、労働者を議会主義の鎖に縛り付ける反革命の路線だ。
 こうした中で連合東京は、なんと舛添の支持を決定した。連合東京の会長は東電出身で電力総連の大野博である。原発推進で自民党と手を結ぼうとしているのだ。まったく許せない。都知事選はこの極悪の体制内労働運動と真っ向から対決し、首都の労働運動を革命的に塗り替える決戦である。国鉄決戦と階級的労働運動の発展をかけた死活的攻防である。
 マスコミは鈴木候補の主張の真実性、正義性、大衆獲得性に恐怖し、鈴木陣営の闘いを無視抹殺しようと躍起になっている。密集する全反動を打ち破り、首都に「鈴木旋風」を巻き起こそう。

 労働者階級にこそ力がある

 原発を止める力も、戦争・改憲を止める力も、労働者階級の中にこそある。新自由主義の破綻がもたらした非正規職化などのすさまじい現実の中で、破綻の結果に対する「取り繕い」ではなく、根本からの革命的変革が求められている。
 鈴木候補は、①戦争させない、②被曝させない、③貧困・過労死ゆるさない、④だからオリンピックはやらない、⑤弾圧と闘う――の5本の柱を掲げて闘っている。どれも労働者階級の「生きる権利」をかけた、切実で根源的な課題だ。
 東京五輪大会組織委員会会長の森喜朗は1月18日、「五輪のためには、もっと電気が必要だ。今から原発ゼロなら五輪を返上するしかなくなる」と発言した。森発言があからさまに示すとおり、東京五輪は原発再稼働のための決定的な攻撃だ。だから東京五輪に反対しない「脱原発」など、まったくのペテンである。
 鈴木候補の勝利へあと2週間を全力で闘おう。
 ①職場・大学・地域で鈴木支持を拡大しよう。4大産別を始めすべての産別で職場ビラをつくり、鈴木候補こそ労働者とともに闘う唯一の候補であることをすべての仲間に訴えよう。
 ②街頭宣伝に結集しよう。街頭から「鈴木旋風」を巻き起こそう。
 ③全国の労働者は東京在住の知人・友人に連絡し、鈴木支持を訴えよう。さらに支持拡大への決起を呼びかけよう。
 ④選挙事務所でボランティア活動に参加しよう。カンパを送ろう。
 都知事選決戦を全力で闘い、その地平の上で不当解雇(JR不採用通知)から27年の2・16国鉄集会を東京、北海道、九州でかちとろう。14春闘を戦闘的に闘い、国鉄1047名解雇撤回をめざす動労千葉の鉄建公団訴訟最高裁決戦の勝利へ、全国で新10万筆署名運動を展開しよう。
 獄中39年の星野文昭同志奪還へ、2・9渋谷デモに決起しよう。
 福島は、飯舘村からの避難者が「国は子どもたちに地獄に行ってほしいと思っているのか」(福島民報12・23付)と叫ぶほどの棄民政策のすさまじい現実である。福島県民の怒りを共有し、2・23いわき闘争―3・11郡山集会に大結集しよう。
 三里塚反対同盟の萩原進事務局次長の遺志を受け継ぎ、3・23三里塚全国闘争(東京・芝公園)―3・26市東さん農地裁判控訴審闘争(東京高裁)に決起し、農地強奪攻撃を粉砕しよう。
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