金曜行動 オリンピック返上だ 鈴木候補の訴えに反響

週刊『前進』06頁(2619号02面04)(2014/02/10)


 金曜行動 オリンピック返上だ
 鈴木候補の訴えに反響

(写真 鈴木さんの登場と堂々たる発言に多くの参加者が注目した【1月31日 首相官邸前】)

 1月31日金曜夜、鈴木たつお東京都知事候補が午後6時半から開催された首相官邸前・国会前の反原発金曜行動に登場して、結集した労働者人民に反原発・オリンピック返上を熱烈に訴え、大きな反響を得た。
 鈴木候補は午後7時過ぎ首相官邸前に登場し、以下のように訴えた。
 「この瞬間もみなさんがご存知のように福島の現地では、なんと1㍑当たり2400万ベクレルのストロンチウムを含む汚染水が漏れ続けています。その福島の現実をまったく見ないで、あるいは知っていても『汚染水は完全にコントロールされている。ブロックされている』などという大うそで呼び込んだオリンピックです。オリンピック組織委員会の会長になったあの森さんは『再稼働しなければオリンピックはできない』などと言っています。その意味では2020年東京オリンピックは明らかに福島の現実にふたをして福島を切り捨て、再稼働、ある場合には増設までやっていく許しがたいものだと私は思います。だからオリンピックは返上すべきだと考えています」
 鈴木候補のオリンピック返上を言い切ったこの鮮明な提起に、集まった人びとから大きな拍手が巻き起こった。
 その後、鈴木候補は国会前に移動して原発反対・オリンピック返上を熱烈に訴え、温かい拍手で迎えられた。
 鈴木候補は最後に、経産省前で反原発・秘密保護法廃止・TPP反対を訴えているグループに合流し、マイクが使える午後8時ぎりぎりまで熱烈な訴えを行った。その後は、闘争参加者の質問に答えるなど、即席の討論会が実現された。
 この日の鈴木候補の反原発にかけた並々ならない決意表明は反原発金曜行動を闘う人びとに感銘を与え、最後の1週間、鈴木候補必勝へともに決起しようという機運が巻き起こった。
 (K)
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