法政大学 新歓・入学式 田中新総長の逃亡を弾劾 4・25法大集会へ結集を訴え

週刊『前進』08頁(2627号01面02)(2014/04/07)


法政大学 新歓・入学式
 田中新総長の逃亡を弾劾
 4・25法大集会へ結集を訴え

(写真 「完全無罪への見解を示せ」と武田雄飛丸文連委員長が当局を追及)

 全国の労働者・学生のみなさん、ついに法大の新歓決戦が幕を開けました!
 法大文化連盟は、2月12日の東京高裁での「暴処法」弾圧裁判無罪判決と検察側上告断念=判決確定(同26日)を受けて、3月14日に田中優子新総長に「申入書」を提出しました。その内容は、①暴処法無罪への見解の発表、②暴処法弾圧当該の学生への謝罪、③武田雄飛丸君(文化連盟委員長)に対する「無期停学」をはじめすべての不当処分の撤回、④弾圧職員の追放の四つを求めるものです。しかし、田中新総長は内容証明郵便での申入書の受け取りすら、社会学部窓口で拒否しました。
 さらに、ホームページで大々的に宣伝していた4月2日の総長就任記者会見を、前日に突然「体調不全」「過労」を理由に中止するなど、追及を恐れて逃亡し、初日から醜態をさらしています。
 4月2日、文連と全学連は新入生とサークル員の大注目のもと、斎藤郁真全学連委員長と武田文連委員長を先頭に、外濠校舎前で田中総長弾劾行動をたたきつけました!
 武田君がマイクを握り、力強くアピールを行いました。「今年ついに暴処法弾圧を粉砕し、学生運動史上初の『完全無罪』をもぎとりました! これまでの法大当局の学生弾圧がいかにデタラメかを示す大勝利です。僕は一昨年、学祭規制に反対し、原発御用学者を弾劾したことを理由に『無期停学』処分を受けました。田中優子新総長は『戦争させない1000人委員会』の呼びかけ人に入り、〝改憲反対・脱原発〟を唱える一方、われわれの申入書の受け取りを拒否し、学生に向き合おうとしません。ビラも自由にまけず、学生が声を上げれば処分。これを田中総長はどう思っているのか! 法大当局は新入生に『文連に関わるな、巻き込まれるな』と言う。これが彼らの学生観です。学生はそんなちっぽけな存在ではありません! 台湾をはじめ全世界で学生運動が巻き起こっています。ともに行動しよう!」
 多くの新入生が武田君への処分撤回署名に応じ、「弾圧許すな!」とサークル員が声を上げ、新2年生は「武田君のような学生を処分する大学はおかしい」と署名してくれました。そして、新入生が続々とキャンパス内でビラまきに決起! 追いつめられた弾圧教職員は、顔面蒼白になって「田中新総長になったから体制が変わると思うな!」と絶叫して襲いかかり、弾圧職員が門の入口で新入生から暴力的にビラを回収する始末! 「田中新体制の正体見たり!」です。
 翌3日、朝から雨が降る中、日本武道館で行われた入学式に文連と全学連は断固登場し、弾圧職員と公安警察に一指も触れさせず情宣活動を行いました。斎藤君の「ともに学生運動に立ち上がろう」との訴えが満開の桜のもとで響き渡り、九段下駅から続々と坂道を武道館へ向かう新入生にビラが手渡されました。
 新自由主義大学=法政の「最後のとりで」である田中新体制は、就任早々ボロボロです。4・25法大集会の大爆発で田中体制は打倒できる!
 全国の学友のみなさん! 学生の団結した行動で大学を変えよう! 武田君への「無期停学」処分を絶対に撤回させよう! 御用学生団体=学祭実行委員会を打倒し、3万法大生の団結で学生自治会建設をやり抜きます。新歓決戦に勝利し4・25法大集会に結集しよう!
(法政大学・洞口朋子)

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