6・8集会実行委 大結集へ決意固く 国鉄全国運動の本格的発展を

週刊『前進』08頁(2634号03面02)(2014/06/02)


6・8集会実行委
 大結集へ決意固く
 国鉄全国運動の本格的発展を

(写真 田中委員長の提起を受け熱く討論【5月22日】)

 5月22日夜、東京都内で国鉄闘争全国運動6・8全国集会の実行委員会が70人の参加でかちとられた。6・8集会の成功に向けた熱い議論が交わされ、10万筆署名の貫徹と、会場を埋め尽くす大結集の実現を誓い合った。(写真)
 動労千葉の田中康宏委員長が「1047名解雇撤回! 6・8集会を階級的労働運動の新たな出発点に」と題する提起を行った(別掲)。まず、2010年4・9政治和解に立ち向かった国鉄闘争全国運動の闘いを「労働運動の歴史的到達地平」と総括した。そして、6・8集会で実現すべきものを提起して、戦争の現実化と新自由主義を体現するJR体制の崩壊、韓国の鉄道民営化反対闘争、セウォル号沈没事件は情勢の歴史的転換点を示していると訴えた。動労千葉の5・2ストと動労水戸の5・10ストは新たな闘いへの挑戦として歴史的意義があることを鮮明にさせ、「今こそ動労総連合を全国に!」と呼びかけた。結論として田中委員長は、国鉄闘争全国運動を階級的労働運動の再生をめざす本格的な運動体とする6・8アピールを発することを明らかにした。
 合同・一般労組全国協、郵政八王子西局解雇撤回闘争を闘う青年労働者、精研労組、東京西部ユニオン鈴木コンクリート工業分会、沖縄大闘争の報告、杉並区議補選闘争の決意など、発言はすべて自らの職場・地域・学園での資本・当局との激闘を語り、勝利の展望を示した。
 討論をまとめた動労千葉を支援する会の山本弘行事務局長は、国鉄闘争全国運動の結成が宣言された2010年6・13集会以来の闘いを感慨を込めて振り返り、「6・13集会で関西生コン支部の高英男副委員長(故人)は『唯一の武器は職場での闘いだ。派遣や未組織の状態に置かれている労働者に希望を与えよう』と訴えた。今、そうなっている。すべてをひっくり返せる時代をついに切り開こうとしている。そのことを6・8で宣言しよう」と訴えた。全参加者は熱く決意を固めた。
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