学生集会 当局の弾圧糧に団結 全学連大会の結集誓う

週刊『前進』06頁(2644号05面03)(2014/08/18)


学生集会
 当局の弾圧糧に団結
 全学連大会の結集誓う


 8月5日「集団的自衛権と大学の軍事協力反対! 安倍政権をヒロシマから倒そう! 全国学生集会」が、広島大学学生自治会の主催で開かれました。(写真)
 広大自治会は安倍政権の戦争政治とそれにくみする広大当局との火花の散る真っ向激突の攻防の渦中です。6月の全学選挙で新執行部に選任された1年生に、広大当局は広島県警の公安刑事と癒着し家族を巻き込んだ弾圧をしてきました。「平和を希求する精神」を「建学の理念」としながら、闘う1年生を「8月5、6日は外出するな」と露骨に恫喝し、反戦反核行動への参加を阻止しようとする広大当局のおぞましさ! 一人の学生の決起も看過できない安倍政権の脆弱(ぜいじゃく)性の現われです。
 集会で当該の1年生は広大当局が彼の親に電話で言った「学生自治会の活動をやめさせるべき理由」をことごとく論破する感動的なアピールを発しました。基調提起に立った百武拓委員長は、自治会再建2年目の激しい弾圧を1年生との団結の糧にして前進してきたことで「学生自治会が大学と社会のあり方を変える闘いだ」とあらためて確信し「この道を進んで安倍に勝つ!」と宣言。続いて広大生が「国際連帯の立場から戦争と新自由主義に反対する」とアピールしました。
 沖縄大学学生自治会の赤嶺知晃委員長が処分撤回と辺野古新基地建設強行弾劾をアピール。斎藤郁真全学連委員長は法大文化連盟委員長・武田雄飛丸君の奪還と、全学連大会への大結集を呼びかけました。被爆地・広島で固めた団結を基礎に全国学生の力で安倍政権を倒そう! トゥジェン(闘争)!
(広大・A)
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