東北大 明善寮つぶすな 全国の寮生が第2波デモ

週刊『前進』06頁(2650号03面03)(2014/09/29)


東北大 明善寮つぶすな
 全国の寮生が第2波デモ


 9月18日、東北大学学生自治会は全国から駆けつけた学生とともに、「東北大学明善寮をつぶすな! 第2波仙台市内デモ」と東北大学当局に対する「申し入れ書」の提出行動を行いました。
 東北大学当局が設定した9月30日の「退寮期限」が後2週間足らずに迫る中で、8・31第1波デモを引き継ぎ、さらに高まる廃寮攻撃への学生・市民の怒りと闘いへの共感を行動に転化するものとして、この日の行動が闘われました。

日就寮で交流会

 行動には、全国の学生寮に住む寮生も多く参加しました。それは、この前日に東北大学日就寮で「全国学寮交流会」が開催されたからです。「全国学寮交流会」とは、東北大学日就寮と京都大学熊野寮が軸となって年に数回開催しているもので、全国の自治寮の連帯を形成・強化するものとして長らく取り組まれて来ました。
 ここでの最大のテーマは、「明善寮廃寮をいかに捉え反撃していくのか」ということでした。寮自治を無視する一方的な決定や「すべての学生諸君が健康で安全・安心な学生生活を送れるように努めていきます」などと語りながら、実際には学生の権利や生活を破壊している大学当局に対する怒りが、参加した全国の学生の間で強烈に共有されました。
 そして、今回の攻撃が全国の学生に対して普遍的にかけられている攻撃であり、私たちの闘いは多くの学生が団結して打ち破ることのできる圧倒的に正義性のあるものだと確認されました。
 こうした団結形成を契機としながら、第2波デモは寮生の怒りにあふれたものとなりました。それは「就学の権利を守ろう」「大学のブラック企業化と戦争協力を止めよう」(呼びかけ文)という内容で、安倍政権の「大学改革」と「大学の戦争動員」に真っ向から立ち向かうものとして取り組まれました。

絶対反対の声を

 しかし、明善寮委員会は、東北大学当局が「退寮する寮生に対して住居のあっせんを行うこと」や「改修後にも寮自治を認めること」などを約束したことを条件に、明確に大学当局と対決する方針を取っていません。そして、転居開始が9月25日に設定され、「9月末日までに転居しないものは強制退寮となる」とされています。
 しかし、闘いはけっして終わったわけではありません。「妥協案」で押しとどめられている怒りや不満を、たった一人でも打ち破り、絶対反対の声を上げるならば、情勢が大きく動くことは間違いありません。私たちは9月末日まで絶対反対の怒りに火をつけるために明善寮生に闘いを呼びかけます。
 あえて言えば、仮にいったんは全員が退寮の道を選んだとしても、闘いは終わりではありません。大学当局が明善寮生との約束をほごにすることはけっして可能性の低いことではありませんし、次の攻撃へとさらに踏み込んで来ることも考えられます。
 10月1日の後期開講からの闘いが明善寮廃寮攻防を端緒とする東北大攻防の「第2ラウンド」になることは間違いありません。東北大学の闘う学生は、10・21国際反戦デー、11・2全国労働者総決起集会を基軸に据えて今秋決戦に総決起します!
(東北大学学生自治会)
このエントリーをはてなブックマークに追加