100万署名で星野解放を① 人として生きるための闘い

週刊『前進』06頁(2650号06面03)(2014/09/29)


100万署名で星野解放を①
 人として生きるための闘い


 無実の星野文昭同志解放を実現するための100万人署名運動を推し進める闘いは、それ自身が11・2労働者集会1万人結集運動そのものだ。4回シリーズで星野闘争とは何かを連載する。

 「無実なのに無期を強い、半永久的に監獄に閉じ込め、妻、家族、友人との交わりを奪い、自由な人間生活を奪う。これほど理不尽なことがあるだろうか。そんなことがまかり通る世の中は、全ての人々にとっても、人間が人間として生きる現在を未来を奪うものだ」(第2次再審請求陳述書)――これは40年という想像を絶する長期の投獄を強いられている星野文昭同志が、無期という究極の分断攻撃を打ち破り、人間らしく生きようとする心からの叫びだ。
 1971年11月14日、沖縄返還協定批准阻止闘争を全力で闘った星野同志は、この闘いの中で1人の機動隊員が死亡した事件で「実行犯」にデッチあげられ、無期懲役を強制された。

不屈の闘い40年

 国家権力のデッチあげ攻撃と非妥協・非転向で対決し続けた40年の不屈の闘いは、国家権力の弾圧を根底から打ち砕き、日帝・新自由主義の破綻・崩壊を強制し、階級的労働運動の前進を根底で支えてきたのだ。
 今や7・1情勢下で、生きぬくための闘いに立ち上がっている膨大な青年労働者や、福島・沖縄の労働者人民、住宅追い出し攻撃と闘う全国水平同盟西郡支部にとって、星野同志は希望となり団結の基軸に座っている。
 この地平は第一に、星野同志が国家権力と絶対反対を貫いてきたことにある。社・共の屈服をのりこえ日本階級闘争の新地平を切り開いた青年労働者・学生の闘いに恐怖し、それを圧殺するために証拠を偽造し、証拠を隠してデッチあげをして無期懲役を強制する国家。こんな国家は打倒するしかない。その闘いにこそ自らの解放があると、不動の確信をもって星野同志は闘いぬいてきた。
 第二に、労働者自己解放闘争に自己の解放をかけて闘ってきたことだ。1983年の無期判決、1987年の無期確定は、国鉄分割・民営化と一体の攻撃であった。分割・民営化を粉砕する動労千葉のストライキ決起と、1047名解雇撤回闘争、民営化・外注化阻止の国鉄決戦の前進が、星野奪還闘争の前進を切り開いてきた。星野同志は労働者階級を信頼し、労働者階級の力でこそ勝利する路線を明確にして闘いぬいている。
 第三に、階級的団結の拡大を求めて闘ったことだ。連れ合いの星野暁子さんとの愛と団結を基軸に、闘う労働者階級人民との団結で、無期の獄壁による分断攻撃を打ち破り、奪われたものを奪い返し、生きぬき、闘いぬいてきたのだ。

「ソリダリティ」

 第四に、こうした闘いによって労働者階級が星野奪還を自らの闘争課題に据えたことだ。星野解放歌「ソリダリティ」が生まれた。全国各地で「絵画展」が熱烈に取り組まれ、暁子さんの講演が深い感動を生み出している。9月9日にはビデオ国賠裁判で警視庁公安部と東京地裁の開き直りと言い逃れを許さず、証拠「紛失」(隠滅だ!)の責任を認めさせる画期的な勝利判決をかちとった。そして670人が結集した6・29星野闘争全国集会で100万人の署名運動の大方針が提起され、全国での取り組みが始まった。星野同志の闘いが、「生きさせろ!」という膨大な労働者人民の声と結合する展望を握り締めている。
 「戦争か革命か」の時代、労働者階級がプロレタリア革命への大道を押し開くために一切の力を11・2労働者集会の1万人結集にかけよう。星野同志奪還の100万人の署名運動を推進し、11・29星野闘争全国集会の成功をかちとろう。2010年代中期、星野同志を絶対に奪還しよう。
---------------------------------------------
星野文昭同志 71年11・14沖縄返還協定批准阻止・渋谷暴動闘争戦士。デッチあげ殺人罪で87年「無期懲役」判決確定。96年に第1次、09年に第2次再審請求。現在、12年3月棄却決定に対し異議申立中。獄中40年。68歳

このエントリーをはてなブックマークに追加