全国大学で集会

週刊『前進』06頁(2654号05面04)(2014/10/27)


全国大学で集会





(写真 【上】沖縄大学、【中】富山大学、【下】福島大学  )

●沖縄大学 キャンパスの中央で大成功

 10・16沖大学生集会は、当局・権力の妨害をはねのけて昼休みキャンパス中央で打ち抜かれ、多くの沖大生の注目を集めて大成功しました。
 集会は激しい攻防をへてかちとられました。集会2日前の14日朝、自治会がビラを配った教室に職員が突如現れ、学生の目の前でビラを回収。翌朝にはクラス討論の場に現れた職員が、学生自治会・赤嶺知晃委員長らの抗議を無視して警察に通報しました。これこそ安倍政権と一体で戦争に突き進む大学の姿です!
 しかしこんな攻撃で学生の怒りを抑えつけることはできません。16日当日には赤嶺委員長、盛島琢允副委員長、法大文化連盟・武田雄飛丸委員長らがキャンパスに断固として登場。キャンパスは解放的な空気に包まれ、多くの沖大生が校舎の窓から顔を出して訴えを聞いていました。さらに「負けずに頑張って!」と激励する学生も。当局の恫喝・分断は完全に粉砕されています!
 安倍政権を打倒し、腐った大学を変えていきましょう!
(沖縄大 F)

●富山大学 中野君の退学処分撤回せよ

 10月16日、「中野君の退学処分撤回!大学の戦争協力阻止!富大集会」が大成功しました。この日、富大当局は、約30人もの職員と警察官を動員して弾圧態勢を敷いてきました。これが戦争に向かう中で、率先して戦争協力する大学の姿です。
 しかし集会は、こうした弾圧をはね返し、大高揚をかちとりました。
 まず、学生自治会の仲井祐二君が弾圧態勢を徹底的に弾劾して集会を開始。そして退学処分の当事者である中野佑哉君が退学処分を弾劾する抗議文を大学当局にたたきつけました。
 大学当局は追い詰められ、中野君の抗議文提出に対して「受け取りません」と言う一点張りです。大学のあまりにもふざけた対応に、飛び入りで参加した学生が激高。大学当局に突っかかる場面もありました。
 大学のどんな弾圧態勢でも、学生は根底的に立ち上がる! 最後は大学当局にシュプレヒコールをたたきつけ集会を終了。集会参加者の誰もが集会の大成功を感じ取りました。
(富山大 N)

●福島大学 福大生が堂々と基調を提起

 10月16日、福島大学キャンパスで「10・16反戦集会in福大」を開催しました。この日のキャンパス中央での公然登場は、後期授業の開講以来執拗(しつよう)に続く、福大当局の学生弾圧を打ち破る踏み込みでもありました。
 昼休み、大学生協の前に横断幕とのぼり旗を持って登場。まずは樋口正太郎君が基調を提起。冒頭、福島県知事選に触れて「この選挙への私たちの回答はただ一つ、安倍政権打倒です!」と喝破。駆けつけた東北大学学生自治会、三里塚現地行動隊の仲間もアピールをしました。
 集会はものすごい注目度でした。私たちの集会に相乗りしてキャンパスを盛り上げるサークル員もいて、キャンパスは解放的な雰囲気に包まれました。
 学生課職員はいつものように弾圧に来ましたが、学生の圧倒的注目と、何よりも福大生の堂々たる基調提起を前に、最後にはなす術(すべ)なく離れたところでただ見ているだけでした。
 集会は大成功しました。福島大学で私たちが、内容だけでなく実践的にも主流派になった日でした。
(福島大 S)

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