法大武田君弾圧裁判 弾圧職員が猿芝居 抗議行動の正当性明らか

週刊『前進』06頁(2657号05面04)(2014/11/17)


法大武田君弾圧裁判
 弾圧職員が猿芝居
 抗議行動の正当性明らか


 11月7日、法政大学文化連盟委員長・武田雄飛丸君(国際文化学部3年、無期停学処分)の「暴行」デッチあげ弾圧裁判第3回公判(田邊三保子裁判長)が東京地裁にて行われました。
 冒頭、武田君が前回公判の田邊裁判長による不当な訴訟指揮と公安警察の監視を徹底弾劾。「原告である私や笑っただけの傍聴者が退廷命令を受け、暴力的に排除される一方、公安はこの429号法廷の前の廊下にまで侵入し、傍聴者の監視、記録を行っている」「田邊裁判長はただちに警備法廷を止め、公安を裁判所内から退去させよ!」
 さらに武田君は、11・2労働者集会後のデモにおける学生3人の不当逮捕に対して「11月集会の大成功に恐怖した国家権力の焦りの表れにほかならない。運動は弾圧によって萎縮するどころか、2日後には京都大学で抗議集会をたたきつけ、さらにそこに潜入していた公安刑事を摘発・追放する大勝利がかちとられている」「11月集会で提起したわれわれの路線の正しさが、集会後ただちに京大公安摘発事件によって実証されたのだ」「安倍政権との正面激突としての3学友逮捕は、本件弾圧と一体である。早期奪還をかちとろう。京大に続き、法大でも公安をたたき出そう。学生と労働者の団結で戦争を止め、社会を変えよう!」
 続いて検察側証人として出廷した法大職員・自称「被害者」の佛坂公子と幸野広作の尋問が行われた。
 佛坂は検察官に上目づかいでこびを売る一方、武田君に「恐怖を感じた」などとことさらに言う猿芝居で虚構をデッチあげ、被害者ヅラを決め込む許し難い態度に終始した。また幸野は日常的にビデオカメラ撮影を行っていたことを「裁判のため行っていた」と開き直った。法大当局の学生への弾圧態勢を自ら暴露したのだ。
 これに対して、鈴木達夫弁護団長を先頭とする弁護団は、武田君の行動は京大の公安刑事摘発と完全に一体であり、監視・弾圧態勢に対する正当な抗議行動であったことを明らかにした。
 11・2労働者集会の大爆発に続く11・4京大公安刑事摘発と11・12京大集会の成功によって、安倍政権は今や完全に追い詰められている。衆院解散・総選挙情勢と弾圧はその危機と恐怖の表れだ。不当逮捕された3学友を奪還し、安倍政権を打倒しよう! 全国学友は12・6国会デモへ!
(法大・U)

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法大武田君弾圧裁判
第4回公判
 11月17日(月)午後1時30分 東京地裁

武田君処分撤回裁判
第8回弁論
 12月17日(水)午後1時30分 東京地裁
 (傍聴券配布のため30分前に裁判所脇に集合)

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