国際労働運動12月号 中国労働者階級の巨大な決起

週刊『前進』06頁(2657号05面06)(2014/11/17)


国際労働運動12月号
 中国労働者階級の巨大な決起



【特集】
 中国は1978年以来、鄧小平が帝国主義の新自由主義政策を学び、「改革・開放政策」を展開してきた。ソ連崩壊後も「改革・開放政策」を新自由主義政策をもって推進し、「世界の工場」となってバブル経済化し延命を図ってきた。大国化した中国スターリン主義は、世界大恐慌の中でその新自由主義政策の矛盾をバブルの崩壊として露呈させ、米帝との対峙対決構造の中で争闘戦を激化させ、最末期的な危機に陥っている。
 中国スターリン主義の危機を根底で規定しているのは、世界で最も激烈な嵐のような労働者階級の決起である。
 第1章は、中国大陸の労働者階級の闘いの一環として香港の闘いを描く。これは中国スターリン主義を打倒する闘いである。
 第2章は、東南アジアをめぐる中国と日本の争闘戦の焦点となっている鉄道輸出の現状を見る。
 第3章は、切迫する中国スターリン主義のバブル崩壊―金融恐慌の危機、その恐るべき実態に迫る。
 第4章は、「改革・開放」の歴史的経緯をスターリン主義の歴史的破産として突き出している。
【ニューズ&レビュー】
▽11・2労働者集会の報道。「安倍を倒せ」と5700人が結集した。
▽日米安保新ガイドライン阻止を訴える連載。78年ガイドラインから97年ガイドライン改定までをたどる。
【マルクス主義学習講座】
 連載中の「労働組合と国家」は最終章の「ロシア革命と労働組合」に入った。
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