中四国 革共同集会が成功 青年・学生先頭に決戦突入

週刊『前進』06頁(2665号03面04)(2015/01/19)


中四国
 革共同集会が成功
 青年・学生先頭に決戦突入

(写真 全参加者が2015年決戦勝利の揺るぎない決意を込め団結ガンバロー【1月12日 広島市】)

 「大恐慌・戦争を世界革命へ」の2015年決戦に突入する集会として1・12革共同中四国政治集会が広島市内で開かれ、青年・学生を先頭に125人が結集した。
 昨年11・2労働者集会―訪韓闘争から12月衆院選闘争へと続いた闘いの映像が上映され、熱気高まる中、司会のマル学同広大支部の学生が「2014年の勝利の地平からプロレタリア革命へ、明るい展望を示して闘おう。本日の参加者は全員革共同へ結集しよう」と開会宣言を発した。
 まず「動労総連合を全国に」の先頭に立つ動労西日本、被爆70年の8・6ヒロシマを国鉄決戦で切り開こうと訴える反戦被爆者の会代表から連帯あいさつを受けた。
 続いて秋月丈志同志が「2010年代中期階級決戦の時代認識」を報告した。冒頭、フランスで起きた銃撃事件について「労働者の党と労働組合が侵略戦争絶対反対、分断と排外主義を打ち破る闘いに立ち、国際連帯と階級的団結を全世界に呼びかける時だ」と訴えた。そして、中東やウクライナ、東アジアの3正面で世界戦争に転化し始めた大恐慌の現実を、過剰資本・過剰生産力の根本問題と新自由主義的帝国主義の大破綻として明らかにし、階級的労働運動と国際連帯で大恐慌・戦争を世界革命へ転化しようと呼びかけた。
 中四国労働者指導部の大津幸三同志が、「国鉄決戦を基軸に、拠点建設を勝ち取ろう!」と題して基調報告。大津同志は、14年決戦が切り開いた地平に確信をもち、大恐慌・戦争情勢下で安倍が発しようとしている「戦後70年談話」との対決を訴えた。そして「1〜3月、死力を尽くして国鉄決戦に勝負をかけることが15年決戦の帰趨(きすう)を決する」と訴え、4月統一地方選、安保国会決戦、被爆70周年8・6に至る展望を示した。さらに「3月ダイ改攻撃と対決し2・15国鉄集会への大結集と動労西日本の組織拡大を地方委員会の総力でかちとること」「愛媛、倉敷や広島の自治体、郵政や医療を始めとする拠点建設、強化・拡大の戦略的前進」などの課題を掲げ、機関紙拡大による細胞建設に一切がかかっていると強調した。
 星野文昭同志奪還の決意を込めて「ソリダリティ」を大合唱し、徳島県委員会と星野解放闘争組織委員会が「100万署名で全証拠を出させ、階級的労働運動の力で星野さんを取り戻そう」と訴えた。
 女性労働者同志が「階級的労働運動を軸にすべての女性をプロレタリア革命の担い手へ」と女性解放闘争の決意を述べ、国鉄委員会の同志が2月中四国国鉄集会への大結集を呼びかけた。公務員決戦を闘う自治体、教労、全逓、さらに医療福祉、合同・一般労組の各委員会の決意が続いた。
 ステージに「前進のぼり」が林立する中、機関紙担当者の労働者同志から機関紙1万人読者網建設の猛然たる実践の決意が明らかにされた。
 集会終盤、14年新たな結集をかちとり組織を拡大しているマル青労同、マル学同広大支部がそれぞれ、壇上に勢ぞろいして発言。「一歩踏み出し『前進』をもって職場の仲間に声をかけたい」「新自由主義の医療解体に国鉄決戦の路線で闘う」「公務員決戦の先頭で闘う」と青年労働者。公安警察・当局一体となった弾圧をはね返して自治会建設を前進させている学生たちの堂々たる姿に集会は盛り上がった。
 締めくくりは団結ガンバローとインターナショナル斉唱。全参加者は勝利を確信し、揺ぎない決意で2015年決戦へのスタートを切った。
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