武田君弾圧裁判 10カ月求刑弾劾

週刊『前進』06頁(2667号05面02)(2015/02/02)


武田君弾圧裁判
 10カ月求刑弾劾


 1月28日、東京地裁刑事第10部(田辺三保子裁判長)で法政大学の武田雄飛丸君暴行デッチあげ弾圧裁判の第7回公判が開かれました。
 武田君が意見陳述に立ち、「人質事件の全責任はイラク・シリア空爆を支持し、中東侵略参入と資金援助を表明した安倍にある」と喝破(かっぱ)。さらに東大の軍事研究解禁を受け、「安倍の戦争突進の中で一大焦点と化しているのが大学だ。口先で反戦をかたりながら『大学改革』を推進し、闘う学生を弾圧・排除してきたのが法大田中優子総長体制だ」と徹底弾劾しました。
 「暴処法無罪、沖縄大学自治会再建、京大公安摘発の勝利は権力を震撼(しんかん)させてきた。その報復として京大同学会の作部君への弾圧が降りかかっている。本裁判闘争は彼の完黙非転向の闘いと一体だ」「正義は安倍を倒し戦争を革命へ転化する中にある」
 検察は許し難いことに懲役10カ月を求刑しました。しかしそれは武田君の完全黙秘に打ちのめされ、何の立証もない「作り話」を並べた代物です。逆に本裁判で当局と公安警察の腐敗した癒着が暴き出されました。
 次回公判2月23日、そして3月18日の判決公判へ大結集しよう! 無罪判決をかちとろう!
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