団結ひろば 投稿コーナー

発行日:

週刊『前進』08頁(2676号06面03)(2015/04/06)


団結ひろば 投稿コーナー

「上野東京ライン」の安全問題で柏駅情宣
 ちば合同労組 綿貫 透

 JRのダイヤ改悪目前の3月12日、動労千葉を支援する会・東葛の仲間と柏市役所と柏駅前で、外注化阻止ニュースを配布し、動労千葉・動労水戸とともに闘おうと呼びかけました。とくに、開通した上野東京ラインは安全対策がなされておらず、「第2の尼崎事故」に直結すると訴えると、ビラの受け取りは非常に良くなり、国鉄解雇撤回署名も寄せられました。
 今回は「JR発足後、最大のダイヤ改悪」と言われ、ローカル線の切り捨てと労働強化・外注化に突っ走っていますが、これらは私たち自治体労働者にとっても共通の問題です。
 安倍政権のもとで全国で896の自治体が消滅すると言われています。我孫子、柏、松戸の沿線自治体で、上野東京ラインの開通セレモニーやイベントを波状的に行い、オリンピックで千葉県内まで競技や関連イベントを引っ張ろうと狙っています。一方、1980年代の人口増のころ整備された常磐線沿線の自治体では、モノも人(労働者)も更新・再編の大量退職期に入り、「職場が回らない」ことを理由にして、民間委託や外注化の波が押し寄せています。雇用の制度だけの問題ではなく、安全や人間の共同性を一切破壊していくのが民間委託です。
 動労千葉や動労水戸は、職場が壊され、仲間が自殺に追い込まれる中で、本当に悩みながら、労働者としての誇りや仲間を守り抜いてきた組合です。今回のストライキに連帯して、常磐線の中心の柏から、闘う労働組合をともにつくろう。

労組・地域・駅で訴え星野絵画展が大成功
 大阪 佐田ふみ

 昨年11月に続いて3月20日から3日間、星野絵画展を大阪市港区で開催しました。前回の課題としてあった事前の地域へのビラ入れ、駅頭街宣、労組回りをやり抜き、労働者、地域住民を一つの団結へと結ぶ星野絵画展として大成功しました。
 多くの方々から感動的な感想が寄せられました。「一人でも多くの人に知ってもらうよう私も伝えていきます」「正義を貫いて下さい」「とても強く生きていらっしゃることに感銘」「沖縄の苦しみは日本全国の苦しみ。星野さんの闘いはみんなの闘い」「獄中は想像できない苦しみ。でも暁子さんの支え、民衆のパワーを信じて頑張って」「獄中からたくさんのエネルギーもらった」「命の大切さを教えてもらった」などです。
 また、日本画の先生から「気持ちがきれいで真っ直ぐな人しか描けない絵」と絶賛していただきました。でも大半の方が星野文昭さんの闘いを知らない。労組と地域の一体的取り組みの強化が本当に問われていると思います。その力が星野さんを1日でも早く奪還する大きな力になります。
 観覧者124人、スタッフ延べ29人(合計153人)の力から、新たな絵画展をやり続けます。全証拠開示、再審闘争をともに闘いましょう。

このエントリーをはてなブックマークに追加