沖大自治会選に突入 ゼネスト執行部の樹立へ

週刊『前進』08頁(2682号05面02)(2015/05/25)


沖大自治会選に突入
 ゼネスト執行部の樹立へ


 5月20日、沖縄大学学生自治会の再建2年目の執行部選挙が始まりました。「沖大生の力で辺野古新基地建設止めよう!」「沖縄大学を戦争反対のとりでに!」を掲げた赤嶺統一候補の信任投票として、5・17県民大会、5・18沖大キャンパス集会&デモの高揚を引き継いでゼネスト執行部を打ち立てる歴史的な選挙戦となっています。
 初日は「全島ゼネスト情勢」を肌で実感できるスタートとなりました。赤嶺候補はクラスや中庭で声をからして訴えています。「5月17日、3万5千人の県民大会が爆発しました。『復帰』から43年、戦争反対、基地反対で闘った全島ゼネストがもう一度巻き起ころうとしています。沖大OBが『かつても学生が復帰闘争の先頭に立った』と激励してくれました。キャンパス集会とデモの成功も沖大に同じ情勢があることを証明しました。ビラがまけない状況、4人に1人が辞めていく状況を覆して、沖大生が戦争反対、新基地建設阻止の先頭に立ちましょう」
 沖大生は昨年を圧倒的に上回る勢いで投票に決起しています。メッセージを書いた学生が初日に投票しガッチリ握手を交わしています。昼休みには「県民大会に参加した」という学生が票を投じてくれました。
 真っ青になったのが当局です。キャンパス集会の際も窓や踊り場で見ている学生に「ここに立っていると賛同していると思われるから」と追い払おうとしました。しかし多くの学生が意識的に集会に決起していたことを投票行動という形で再度突きつけられたのです。
 当局は投票を訴える学生につきまとい、妨害行為に出てきました。しかしそれ自体が怒りの火に油を注ぐものでしかないことがさらなる投票で突き出されました。教員も決起して、赤嶺候補のクラス入りを妨害に来た職員が逆に担当教員によって追い返されるという事態も起きています!
 全島ゼネスト情勢と沖大自治会の1年間の闘いで力関係は一変しています。戦争阻止、辺野古新基地阻止のストに立ち、6・15に総決起する闘いとして勝利へ突き進みます!
(沖縄大・M)
このエントリーをはてなブックマークに追加