〝団結だけが労働者の生きる道〟 8・6ヒロシマ大行動での訴え

週刊『前進』08頁(2693号04面02)(2015/08/17)


〝団結だけが労働者の生きる道〟
 8・6ヒロシマ大行動での訴え


 イムボンナム城西工団労組委員長 韓国から民主労総・城西(ソンソ)工団労組のイムボンナム委員長とキムヨンチョルさん、ペクチャンフンさんが8・6ヒロシマ大行動に参加した。大集会での委員長の発言(要旨)を紹介します。

 最も低いところで搾取される小さな工場労働者、非正規職労働者、移住労働者の労働基本権のために闘っています。新自由主義反対、平等な社会のために闘っています。城西工団労働組合委員長のイムボンナムです。
 今日は広島に原爆が落とされて70年になる日です。韓国では解放70年です。
 戦争とは何ですか? 持てる者が権力を獲得するために、資本家たちがより多くの腹を肥やすために労働者民衆を収奪し、搾取するためのものではありませんか?
 昨日、一人の同志が「今、重要なことは団結です。全世界の労働者が団結すれば、社会を変えられます。労働者が主人公となる社会に変えられる」という話をしました。その通りです。
 私たち労働者は団結だけが生きる道であり、闘いなくしてかちとることはできません。同志たち、同意してくださいますか?
 韓国のセウォル号闘争をご存じでしょう。資本主義社会に罪のない命が犠牲になった事件でした。しかし政府は自分たちの犯した過ちを謝罪もせず、むしろ補償金などで遺族たちを籠絡(ろうらく)しています。遺族たちと、ともに連帯する同志たちが、今も街頭で闘っています。彼ら彼女らは叫びます。真実は沈没しないのだ、と。
 労働者が闘う限り、労働者民衆の権利はけっして沈没することはありません。資本と政権がどんなに労働者を分断し弾圧しても、政権のラッパ吹きであるマスコミがどんなに立ちはだかっても、労働者の闘いは野火のように日本で、韓国で拡大していくでしょう。
 新自由主義反対、戦争反対、平等な社会……。労働者が主人公となる社会のため、ともに前進していきましょう。
 同志たちの社会を変える闘いを、韓国の労働者たちにも伝えます。韓国の労働者も革命が来る時まで、疲れずに力強く闘います。万国の労働者よ団結せよ! トゥジェン(闘争)!
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