【速報版1面-1】戦後70年 8・15集会から8・20国会闘争へ 動労総連合建設-9月決戦勝利を 〈8・6広島 8・9長崎〉戦争法阻止・安倍倒せ

週刊『前進』08頁(2693号07面01)(2015/08/17)


【速報版1面-1】
戦後70年 8・15集会から8・20国会闘争へ
 動労総連合建設-9月決戦勝利を
 〈8・6広島 8・9長崎〉戦争法阻止・安倍倒せ

(写真 原爆ドーム前に500人が集まって開かれた被爆70周年ヒロシマ・アピール集会【8月6日朝 広島市】)

(写真 「戦争法阻止!安倍打倒!」を叫ぶデモは被爆者を始め労働者・市民の大きな共感を呼んで進んだ【6日朝 平和記念公園】)

(写真 8・9長崎 沿道の注目を浴びながら「戦争反対!」「安倍を倒そう!」とコールを響かせ元気よくデモ=記事2面)


 被爆70年の8・6広島―8・9長崎は、「戦争法阻止! 安倍倒せ!」の怒りが充満し、安倍は記念式典や被爆者との懇談会など行く先々で「戦争絶対反対!」「広島・長崎をくりかえすな!」の怒りをたたきつけられた。その怒りの最先頭に、階級的労働運動と全国学生運動の力を総結集した8・6ヒロシマ大行動と8・9長崎闘争の歴史的な高揚があった(記事2面)。戦争法阻止・原発再稼働阻止・安倍打倒へ、歴史的大行動が開始された。この地平から直ちに安倍政権を追撃する8・15労働者市民のつどい、戦争法の参院採決阻止8・20国会闘争へ! 最高裁棄却弾劾8・23報告・決起集会、帰還と被曝の強制を許さない8・29いわき行動へ! 9月決戦に勝利しよう!

 8月6日朝6時、原爆ドーム前に「戦争法阻止! 再稼働反対! ヒロシマの怒りで安倍を倒せ!」の大横断幕が広げられた。7・15―16安保法案衆院強行採決への怒りが町中に充満している。「戦争反対! 安倍倒せ!」が被爆70年の全広島のスローガンだ。
 この安倍打倒情勢におびえた広島県警・市当局は、右翼をも公園内に引き入れ、集会破壊に躍起となった。激しい怒りと攻防の中で広島連帯ユニオンの宮原亮青年部長がマイクを握り、「私も被爆者の孫。今こそ怒りを解き放ち声を上げよう」と声を限りに訴えた。

ドーム前集会

 午前7時、妨害・弾圧を粉砕し、原爆ドーム前で8・6ヒロシマ・アピール集会(被爆70周年8・6ヒロシマ大行動実行委主催)が始まった。
 冒頭、広島の被爆2世が発言に立った。大行動呼びかけ人の中島健さんが「大行動の大きな目的は9月を待たずに安倍を打倒して戦争法案を粉砕することだ」と提起し、全国被爆者青年同盟の壹貫田康博委員長(広島連帯ユニオン書記長)が、「いよいよ安倍を打倒する時が来た。世界の仲間と団結して安倍を打倒しよう」と訴えた。
 福島市から参加した椎名千恵子さんは、「放射能の高線量地帯に〝安全だから戻れ、補償も打ち切る〟と、福島を見殺しにしている。今日を安倍政権を倒す日にしよう」と呼びかけた。さらに、浪江町の「希望の牧場」代表・吉沢正己さんの「原発も戦争法案もいらない。安倍はやめろとがんばる時だ」とのメッセージが紹介された。
 続いて沖縄大学学生自治会の赤嶺知晃委員長が「すべての怒りをゼネストへ!」と決意を語り、斎藤郁真全学連委員長は「安倍首相を広島からたたき出すデモをしよう」とアピールした。
 被曝労働拒否を闘う動労水戸の国分勝之副委員長が、「どこに逃げていいかわからず、まるで戦争のようだった」との3・11被災者の声を紹介し、「広島、福島の怒りを体現し、労働組合でストライキを闘おう」と訴えた。元原発労働者の斉藤征二さんは、「マイナンバー制は徴兵制と一体の攻撃」と警鐘を鳴らし、「未来を守る力は青年労働者、学生だ」と若者への期待を語った。
 韓国から駆けつけた民主労総大邱(テグ)地域本部の城西(ソンソ)工団労組・イムボンナム委員長は、「工場から追われた労働者が原職復帰すること、民衆が命を奪われないこと、軍隊と戦争のない社会、君臨せず平等に生きる社会、それが平和だ。戦争反対! 安倍打倒!」と叫んだ。
 さらに長崎の被爆者・城臺美彌子(じょうだいみやこ)さんが「戦争放棄! 安倍政権放棄! 一緒にがんばりましょう」と訴えた。
 最後は未来を担う青年労働者の発言だ。川内(せんだい)原発再稼働阻止を先頭で闘うNAZEN福岡の田宮星さん、広島の教育労働者・倉澤憲司さんが、ほとばしる怒りで安倍打倒を表明。 NAZEN広島の渡子(とのこ)健さんが「この場で怒らなくていつ怒るのか! 広島・長崎、沖縄、福島、すべての怒りを共有しよう」と訴え、「被爆70周年8・6ヒロシマ・アピール」(別掲)を読み上げた。

デモに大反響

 原爆投下の8時15分、全被爆者と思いを一つに黙祷(もくとう)。真夏の太陽とせみしぐれ、鐘の音の中、戦争絶対阻止・安倍打倒の思いが胸に満ちていく。黙祷終了とともに「戦争絶対反対! 戦争法案を廃案にするぞ! ヒロシマ・ナガサキを繰り返すな!」「安倍を倒せ!」のシュプレヒコール。
 式典会場の安倍を直撃するデモに出発した。ものすごい声援、拍手に迎えられて進み、500人で始まったデモが見る見る膨れ上がる。喪服の高齢者が笑顔で振り返り、母親が幼い子どもと一緒に手を振る。他方、行く手を阻む機動隊弾圧、不当なデモ規制が抗議の人波に包囲される。安倍打倒は時の声だ!
 デモの終着点、中国電力本社前でマイクを取った壹貫田さんは、式典会場内では参加者から「戦争法案反対!」「安倍帰れ!」の抗議の声が飛び、拍手が巻き起こったこと、ヒロシマ大行動デモのシュプレヒコールも会場に届いたことなど、大きな反響を報告した。こうして歴史的な8・6闘争の一日が始まった。

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