団結ひろば 投稿コーナー

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週刊『前進』08頁(2697号06面03)(2015/09/14)


団結ひろば 投稿コーナー

『前進』は実にいい! 学習会で大いに活用 福島 青木文子

 この頃の『前進』は実にいいです。読み進むにつれ「これは○○さんと学習しよう」「これは○○さんに話したい内容だ」など、次々と学習会に盛り込みたい記事や論文が多くなりました。
 先日のある会議である方が「私はあまり『前進』を読んでいませんが」という話をしていました。それはもったいないことだと思い投稿することにしました。
 今回(第2694号)の『前進』は、私と同業の福祉の現場に対する弾圧の問題や中国の危険物を違法にためこんでいた工場の爆発事故の記事。実は非正規の消防署員の方々が新自由主義の犠牲になっていたことなどが暴露されていました。また、8・10川内原発前での福島の佐藤幸子さんや被曝労働反対を闘っている動労水戸の西納さんの発言などは、福島人としてぜひ共有していきたいと思いました。
 そのほか、トルコの労働者からのメールや韓国の労働組合のリーダーをやっている女性の方からの日本の闘う労働者に対するエールはとてもうれしく、絶対にこの人たちと戦争をしてはいけない、体を張って食い止めなければと強く思わされた紙面でした。
 読めば読むほど味の出る『前進』なので使い勝手があると思います。『前進』を毎週、きっちりと作り上げてくださっている皆様方、本当にありがとうございます。これからもどうぞよろしくお願いします。『前進』拡大がんばります。

香川で初めて絵画展国会情勢と切り結び 香川 片山元久

 8月22〜23日の2日間、香川県高松市のまなびCAN3F市民ギャラリーで星野絵画展を行いました。星野さんが不当収監されている徳島刑務所と隣接する県でもあり、また、香川の県庁所在地である高松で実施することの意義はたいへん大きいものでした。
 本格的に香川でも星野闘争を展開するに当たり、地区党内での一致(団結)を基軸に、星野同志を1日でも早く解放するという目標に向け、綿密な役割分担と大胆な取り組みをしました。特にビラはプロの印刷所に発注し、上質紙(1枚10円)を1千枚作成しました。そこには星野さんの絵画「チェルノブイリ、今を生きる」が鮮やかによみがえり、見る人の関心を誘うものでした。事前に教組関係を中心に、各職場や街頭での配付もスムーズにできました。
 絵画展当日は隣県徳島の仲間の協力を得て、予想以上に盛り上がりました。さらに、初日の開催直後に仲間からの差し入れで、「会場に飾ってください」と鉢植えの花と、「皆さんで食べてください」とお菓子をいただきました。2日間の来場者は約100人、署名数39筆、カンパ2万5千円、『愛と革命』4冊が販売されました。
 また感想もたくさん寄せられ、どれも今の国会情勢に切り結ぶ内容でした。
 「とてもやさしい、心が洗われるような絵です。あなたが闘った沖縄の本当の返還、なかなか実現しません。それどころか辺野古にすごい米軍基地が造られようとしています。驚くほどの量の土石が遠い瀬戸内海の小豆島の山を削って運び出されようとしています。私たちは1粒の土砂も持ち出されないように頑張ります。強い意志で闘っておられる星野さんを見習いたいです」
 「星野さんの優しい絵に感動しました。こんな優しい絵を描く人が人を殺すのでしょうか。国家権力は罪なき人を獄中に40年間とどめることは許されません。すべての証拠を出させ、無実であることが1日も早くわかることを望みます」
 「絵が好きで訪れました。パレスチナのお父さんのあたたかさ力強さに涙が出ました。自分は絵が上手に描けないけど、星野さんからなんとかして欲しいという声が聞こえるような作品でした」
 星野さんを1日でも早く奪還しましょう。

戦争法絶対反対デモに街頭から続々合流 広島連帯ユニオン 奥村 毅

 8月30日午後、広島で「安倍政権による戦争法制定絶対反対!」の集会とデモを行いました。動労西日本、広島連帯ユニオンと広島大学学生自治会の闘う仲間が参加しました。
 このデモは、8・30の国会前12万人、全国100万人の行動とひとつになって闘われました。デモは原爆ドーム前から八丁堀・福屋を一周して、原爆ドームを折り返し、市内中心部の繁華街の本通りアーケード街を往復するコースです。圧倒的な注目と激励、共感が寄せられました。また、午前中の「ママ・デモ」(親子・家族で戦争反対を訴えるデモ)から引き続いて参加する人や、「広島では戦争反対の行動をしているに違いない」と原爆ドーム前に駆けつけた人も参加しました。8・6までのデモとは一線を画する労働者人民のやむことのない怒りの行動が開始されたと実感できました。
 デモの沿道では、「スタンディング」によって戦争法に反対を表現する多くの労働者や市民が「占拠行動」を行っていました。安倍に怒り決起したその老若男女とデモ隊は熱いエールを交わしました。さらに街頭からは続々と「飛び入り」がデモ隊に合流してきました! かつてない事態です。戦争法案の強行採決を絶対阻止しようと、広島の街中から戦争絶対反対の声が上がりました。 デモの後、9・27広島国鉄闘争集会の第1回実行委員会を開催しました。「戦争法絶対反対の闘いと一体で国鉄闘争の前進をかちとり、グラグラの安倍政権を倒そう!」と集会の成功に向けて熱心な討論が行われました。この中で、広島連帯ユニオンも、動労西日本の広島印刷事業所廃止反対の闘いを「第2の国鉄分割・民営化」との闘いとしてともに闘い、組織拡大に打って出る決意を新たにしました。
 さらに、「9月国会・国鉄決戦を爆発させゼネストと国際連帯で安倍を倒そう!」と全体で確認し、団結ガンバローを三唱しました。
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